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2005年07月04日 イイね!

ダルマ

ダルマMTのフロアシフトのことを「ダルマ」と呼ぶようなことは、今はもうないのかもしれない。わざわざ愛称が付くということは、それ以外の方式が一般的だった時期があるということである。その一般的な方式とは、コラムシフトである。最近のミニバンではコラム式のATが多くみかけられるが、あれをMTにしたような形のものが一般的だった。駐車ブレーキはクラッチの上のあたりにステッキ状の取っ手があり、それをぐいっと引き出すようになっていた。解除はそれを左にひねって押し戻す。このような方式のよいところは、左右の座席の間にシフトレバーや駐車ブレーキレバーがなくなり、左右の移動がやりやすいことだ。それに、ベンチシートなら前に3人掛けることもできる。で、短所はと訊かれると、実はあまり思いつかないのだ。コラムシフトはストロークが長くて素早いシフトができないとか言われそうだが、サーキット以外では素早いシフトなんてする機会がない。サイドターンがやり難いというのも、そういうことを公道でやるのは、近所迷惑なだけである。
 コラムシフトを最後に運転したのは、何年前のことだろう。セドリックバンの「寝台車」(葬式から斎場にお棺を運ぶのは「霊柩車」、病院から葬式に遺体を運ぶのは「寝台車」)であった。雰囲気はよくないが(お客さんがお客さんだから・・・)運転はしやすかった。ボンゴのようなキャブオーバーならなおさら、コラムシフトがいいと思うのだが、なぜ「ダルマ」なのだろう。次のモデルチェンジではコラム式の採用を期待したい。

運転日報

天候:雨 
走行距離:62キロ
走行条件:市街地・郊外一般道
積載:100㎏未満

給油:42.70ℓ 単価:94円
満タン法燃費:12.9キロ/ℓ
Posted at 2005/07/04 19:56:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ談義 | クルマ

プロフィール

「老化 http://cvw.jp/b/122990/48818610/
何シテル?   12/14 21:50
日本、米国、そしてベトナムで運転してきました。国が変わっても運転好きは変わりません。 ふとした思いつきからトラックボディ制作、始めました。

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