
今日は一日画像のような車輌で穴掘りをしていた。
私には子供の頃からの素朴な疑問があった。画像のようなクローラ式の建設機械は、クローラ(走行体)の上で運転席を含む作業機械の部分が360度自由に回転するようになっている。そこで、運転席が180度回転して前後逆になっているとき、走行レバーの操作はどうなるのか、というのがその疑問である。走行操作は運転席の正面にある2本のレバーで行う。左右のクローラがそれぞれのレバーに対応しており、前に倒すと前進、後ろに倒すと後退、左右のレバーを交互に操作することで旋回する。それがぐるっと後ろ向きになった場合、どういう操作になるのかがわからなかったのである。
今日実際乗ってみて、答えがはっきりした。運転席が前後逆になると、レバー操作も逆になるのだ。つまり、レバーを前に倒すと後退し、後ろに倒すと前進するのである。旋回の操作は変わらない。曲がりたい方向のレバーを後方に(反対側のレバーを前方に)倒すことにより旋回する。したがって、走行しようとするときは、クローラの前方(遊動輪のあるほう)がどちらかをちゃんと把握しておかないと、不意に反対方向に進んでしまうことになりかねないのだ。
このような機械ではカニのように横に進むことも可能だが、スムーズに旋回するにはある程度練習が必要だろう。
運転日報(サンバー)
天候:曇り
走行距離:51キロ
走行条件:市街地
積載:100㎏未満
Posted at 2007/08/29 19:38:01 | |
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