
今日も仙台は暖かくて降水は雨。作並でも雪ではなく雨が降っている。異常というほかない。
テレビのニュースで札幌の雪祭りのための雪運びが始まったと報じていた。近年の暖冬で、札幌近郊にはほとんど雪がなく、遠くの山から大量のトラックで搬入するのだそうだ。ふと疑問に思ったのだが、そこまでして現在の規模や内容の雪祭りを続ける必要があるのだろうか。街中に排雪しなければいけない雪がたくさんあった時代なら、その雪を利用して祭りをするのは理解できる。しかし、地球温暖化の影響で、雪がなくなってしまったのだ。雪祭りのために雪を輸送するエネルギー、排出される炭酸ガスの量を考えると、自分で自分の首を絞めているようなものではないだろうか。
同じような疑問を、愛知万博のときにも感じたものである。「環境」がテーマの博覧会を開催するために、森林を伐採し、エネルギーを消費してイベントをやるのは、それ自体矛盾ではないのか。私が愛知万博にまったく関心を持たなかったのは、そこにひっかかったからである。
もちろん、イベントを開催することにより、経済効果が○億円・・・というようなそろばん勘定も理解できないことはない。しかし、時代は確実に変わっている。今年は洞爺湖サミットが開かれる。そこでは地球温暖化の問題が主要な議題になると見られている。そのような時期に、遠くの山からダンプを連ねて雪を運んでいていいのだろうか、と考え込んでしまった。
運転日報(サンバー)
天候:雨
積算走行距離:7100キロ
走行条件:郊外一般道
積載:100㎏未満
Posted at 2008/01/08 19:21:14 | |
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