
私もときどき運転していた社用車のアリオン1.8AWDが東北道で事故を起こした。車体前後が大破しおそらく廃車だという。
左の図は運転者の説明にもとづいて作った事故の状況である。東北道は雨や雪でウェットで、アリオン(甲)は次のインターで降りようと走行車線を走っていた。追い越し車線には別の乗用車(A)が並走していたのだが、突然、指示器を出さずにアリオンの直前に車線変更し、おまけに急制動した。アリオンのドライバーも急制動したが、どんどんAとの距離が近づいてくるので衝突を避けるべく右に急転把した。結局アリオンはスピン状態に陥り、中央分離帯ガードロープに前と後から突っ込んだ。
アリオンのドライバーは警察官に危険運転のA車のことを話したらしいが、相手にされなかったようだ。ドライブレコーダーがあればA車を特定できたと思われ残念である。
また、この事故はアリオンの危険回避性能がもう少し高ければ防げたように思われる。急ハンドル急ブレーキを同時に使ってもESCがあればコントロール不能になることはなかったと思う。日本ではまったく普及しないESCであるが、高速での重大事故を防止する効果はかなり高いと思う。アリオンの後継はESC付にしたいものだ。予算が乏しいから無理かもしれないが。
運転日報(デミ夫)
天候:晴れ
積算走行距離:13830キロ
走行条件:郊外一般道
乗員:1名

Posted at 2008/12/01 20:34:23 | |
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