
今日の社用車はヒュンダイ・・・ではなくてセフィーロだ。この車、はっきり言ってなかなかいい。当時けっこう売れたものだが、それも頷けるものがある。
いいと言っても、いわゆる「高級感」のようなものはない。内装の質感はサニー、カローラクラスのものだし、シートが小さいこともあり、豪華な車に乗っている感じはまったくしない。また、室内スペースもそんなに広くはない。目新しいギミックの類も皆無だ。そういう点では、現在売れ筋のトヨタ・ホンダ車とは対照的である。
そういう「見かけ」の部分はともかく、この車はボディ、サスペンションの作りが優れている。細いピラーと高い視点で視界がよく、ボンネットが全面見渡せることもあり、ボディを実際よりも小さく感じさせる。ボディ剛性が高くて、路面の状況にかかわらずキシミ音やバイブレーションが発生しない。サスペンションはトヨタ車のようにふわふわ、ぐにゃぐにゃと無駄な動きをすることがなく、それでいて鋭いショックやピッチングはうまく抑え込んでいる。そしてなにより、模範的な直進性とツルーッとした操作感、適度にスローで正確なステアリングは日産車の一番の美点である。この乗り心地とステアリングで「得した気分」になれるのだ。
このセフィーロは国産車の中ではダントツに「お買い得」な車だと太鼓判(久しぶり)を押すことができる。
運転日報(デミ夫)
天候:晴れ
積算走行距離:17402キロ(デミオ)
走行条件:郊外一般道
乗員:1名
<img src="http://nakanohito.jp/an/?u=118914&h=479409&w=48" border="0" width="48" height="48" alt="なかのひと"
Posted at 2009/02/09 20:52:52 | |
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