ネットでざっと調べてみた ~防錆技術~
1950年代 モノコックボディ(薄い鋼板を複雑に組み合わせる)の登場により、新しい防錆塗装が必要になった。
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電着塗装技術の開発
1960年代 融雪剤による塩害腐食が北米と欧州で重大問題となる。ボディ腐食による事故の発生、ユーザーからのクレーム急増、消費者団体等からの要求、訴訟の発生
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行政からの指導やメーカー間の申し合わせにより、10~12年の防錆性能を持たせることになった。ドイツ車の錆保証が12年なのはこの指導、申し合わせによる。
1970年代 亜鉛メッキ鋼板使用による10~12年防錆が欧州・北米の標準になる。
日本車の輸出が急増したが、錆に弱くすぐに腐食することから「走る棺桶」と揶揄される。
1980年代 日本車の防錆技術が向上する(輸出仕様)
日本国内で融雪剤による塩害腐食問題拡大
その後、日本国内で10~12年防錆を標準にしようとするメーカーや行政の動きはない。メーカーの錆保証は3年以下である。これはまったくの想像であるが、輸出仕様は10年防錆で作り、国内仕様は「走る棺桶」時代のままなのではなかろうか。
運転日報(デミ夫)
天候:晴れ のち 曇り
積算走行距離:17758キロ
走行条件:郊外一般道・高速道・山岳道・市街地
乗員:1名
<img src="http://nakanohito.jp/an/?u=118914&h=479409&w=48" border="0" width="48" height="48" alt="なかのひと"
Posted at 2009/02/15 23:08:23 | |
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