
ずいぶん間があいてしまったが、
買いそびれた車たち3のつづき。
1990年に購入したレガシィツーリングワゴンGTとミラクオーレの組み合わせで2年ほど過ごしたある日、突然アメリカに留学したくなった。そこで、レガシィを売却して旅費を作り(またこのパターン)、アメリカのオクラホマ州に留学した。アメリカは自動車社会で、留学するにも車が必要である。渡米してすぐに中古車屋に出かけてレオーネバンを購入したのだが、その際同じ中古車屋で目に留まった車があった。それが写真のB11系サニー(米国名セントラ)である。車齢10年を超えていたが、外装が極めてきれいで、信頼性の高い5MTだった。乗ってみたかったのだがなぜかそのサニーには試乗希望者がいっぱいいて順番待ちしている状態で試乗できなかった。MTに慣れてない米国人がギアをガリガリいわせながら試乗しているのは痛々しい光景だった。B11系サニーは軽量な車体とシンプルなFF構成で燃費がよく、日本車人気の火付け役になったモデルである。オーソドックスなセダンスタイルも米国市場では好評だった。なにより、FFになることで室内スペースが拡大し、ようやく大柄な米国人が普通に乗車できるようになったことがヒットした理由だろう。

そのほかに、フォードトーラスが人気で中古車店にずらりと並んでいたが、アメリカ車の品質を信頼していなかったから検討対象にはならなかった。面白いことに、留学生の国籍によって選ぶ車に一定の傾向が見受けられ、日本人とタイ人は日本車、台湾人はドイツ車、アラブ人はアメリカ車を選んでいるようだった。特にタイ人は大のホンダ贔屓だった。理由はよくわからない。
運転日報(トゥインゴ)
天候:晴れ 時々 曇り
積算走行距離:
走行条件:市街地・郊外一般道
乗員1~2名

Posted at 2012/12/27 23:07:47 | |
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