
非常用備蓄食料の賞味期限が切れたので、日々の食事の中で消費することにした。先週は毎朝桃の缶詰を1缶ずつ食べていた。3日で飽き飽きするかと思っていたが、意外と毎朝でもおいしく食べることができた。
一般に非常食は3日分備蓄することとされている。これはおそらく3日分(15キロ)が普通に持ち運びできる限界だからだと思う。私の家は津波や洪水、大規模火災などで長距離の避難が必要になる地域ではないので、持ち運びより量を重視して6日分(30キロ)を備蓄している。1日の必要水分量は3リットル、必要カロリーは1200カロリーとして計算し、調理をせずに食べられるものを選んである。写真にあるのがその6日分の備蓄食料のすべてである。非常食というとカンパンやアルファ米を想像するかもしれないが、炭水化物は重量のわりにカロリーが小さいので大量に備蓄しなければならなくなる。そこで、肉と魚の缶詰、果物の缶詰、そしてナッツ類とチョコレートを備蓄してたんぱく質、脂肪、糖類で効率よくカロリー補給できるようにしてある。さらに、非常食生活で陥りがちな腸の不調(下痢・便秘)を防止するため、1日1リットルの野菜ジュースを摂取できるようにしてある。

6日分の非常食は写真のようなレジャー用のコンテナにぴったり納まる。重量はコンテナを含んで32キロで、成人男性であれば担いで運搬できる。4人家族だとコンテナ4つになるが、重ねることができるので置き場所に困らないはずだ。それに、コンテナは椅子や踏み台になるし、大雨の中に持ち出しても中身が濡れる心配がない。3・11の教訓を生かした我が家の備蓄法である。

Posted at 2013/09/15 23:08:44 | |
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まじめなサバイバル術 | クルマ