
走行記録を残すのに「ハイタッチ!drive」を使いだしてひと月余り。使ってみていろいろ不都合があり、その対策も固まったので記事にしておこうと思う。
私はauの3G+Wimaxスマホ(Android)に同アプリをインストールして使用した。すると、
①消費電力が大きく充電しながら使用してもみるみる電池残量が減っていく
②パケット通信量が大きく通信速度制限にかかりそう
③通信エリア外において地図情報の読み込みができず地図が真っ白になる
という問題に突き当たった。①は②と密接に関係している。つまり、頻繁にパケット通信を行っているため消費電力が大きく、長時間運転ではスマホがバッテリー切れを起こしてしまう。ひどいときには消費電力の大きさからスマホが熱暴走してしまうこともあった。③は地図データをダウンロードして表示しているため仕方ないことで、山間部などエリア外を走行し続けていると地図が消滅してしまうのである。
このままでは使い勝手が悪いのだが、ただでさえ高いと感じるスマホの料金をさらに増やすつもりはない。そこで、①と②の解決を最優先にし、③については目を瞑ることにする。なぜなら、通信が切断されることによる不都合は「ハイタッチ」ができないことと現在走行している場所の地図が出ないこと、周辺の他のユーザーの位置が正確に表示されないことにとどまるようで、通信が切断されている間もGPSが作動していれば走行経路は正確に残るし、通信が回復すれば「チェックポイント」の通過などはちゃんとカウントされ、「バッジ」も獲得できるからである。
現在の構成は、auのスマホをWi-Fiのみで使い、通信はemobileのLTEポケットルータに行わせている。これならアプリが走っているスマホの電力消費を低減でき、ポケットルータの3GB枠を専用で使えるのでなんとか間に合いそうである。emobileのLTEなのでちょっと都市から離れるととたんに圏外になる。でも、また圏内に入ればその間の経路はきちんと記録されるので問題ない。唯一面倒なのは、圏外で「休憩」の操作をしてしまうと、次に「再開」をしても「ネットワークに接続できません」と出て再開できないことだ。その場合、ソフトバンクの3G回線も使えるemobileのLTEスマホで通信しつつ再開操作をして、再開したらポケットルータに戻すということをやっている。電池が猛烈に消耗することもスマホが熱々になることもなく長時間連続使用しても大丈夫そうだ。
このやり方は同じく電池消耗が激しいgoogleのナビにも使えると思う。今までは目的地のそばまで行ってからじゃないとナビを起動できなかったが、今度はもっと余裕をもって使うことができるだろう。

Posted at 2013/10/05 21:31:07 | |
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