
近頃インサイトを見かけない。もちろん、アルミボディの初代でなくて二代目の話なのだが、
2009年発売で販売された車のほとんどが現役と想像されるのに、走っている姿をさっぱり見かけないのだ。「今でも売ってるの?」とホームページを確認したほどだ。エコカー補助金が出ていた2009年~2010年あたりはけっこうな数が走っていた。一般ユーザーのもの以外にレンタカーや社用車としての販売もあり、そこそこの台数が売れた筈である。
しかし、見かけない。これはいったいどうしてなのだろう。今売れないのはフィットにハイブリッドモデルが出たから、アクアに食われたから、などの理由があるのだろうけど、既に販売されたものが走っていないのには何かわけがあるに違いない。例えば、耐久性に問題があった、使い勝手が極端に悪かった、北国、雪国に向かなかったなどの理由で、既に買い替えられてしまったのだろう。新車の平均所有年数が7年程度であることを考えると4年以内で一斉に代替されてしまうというのはかなり異例の事態だと言えるだろう。
それとも、みなガレージに大事にしまわれていて走っていないだけなのだろうか。それはそれで、使われない理由があるに違いない。いずれにしても、興味深い現象である。発売時にはあれだけ大騒ぎされた画期的なエコカーだったのに。

Posted at 2013/12/04 22:14:40 | |
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