
今日は吹雪模様で真冬に逆戻りしたような天気だった。そんな日でもリーフの起動はスピーディである。暖機運転など要せず、エアコンを入れるとヒートポンプですぐに温風が吹き出す。エアコン稼働中も家庭用のエアコンと同じような唸りが低く聞こえるだけで静かである。エアコン稼働中は電池残量計がどんどん下がっていくけれど、快適さは十分である。
一方、吹雪の中ではリーフが「省エネ仕様」になっていることで、けっこう困ったことが起こる。LEDのヘッドライトは点灯中でも雪が積もっていく。ハイビームにしているとじわじわ溶けるようなのだが、ずっとハイビームにしているわけにもいかず、フォグランプに頼るしかない。
テールランプはもっと深刻である。縦一列にLEDが並んだようなリーフのテールランプはまったく雪を溶かさず、走行風で雪が吹き飛ばされることもない。ハイマウントストップランプもLEDなのでこちらも雪が積もり放題。ウインカーも見えない。
エンジンルームに熱源がないのでボンネットにもどんどん雪が積もる。視界を遮るほどの高さにはならないのだが、エンジン車のように溶けて落下することはなく、2、3センチの厚みに付着したままになっている。
最後に、バッテリー温度が下がると充電効率が低下する。残量25パーセントで急速充電に30分かけても65パーセント程度までしか充電されない。仕方なくエアコンを切って節電すると今度は窓にも雪が積もる。雪の中ではあまり使いたくない車である。
Posted at 2014/03/09 00:57:02 | |
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