
今日妻を後ろに乗せてバイクで買い物に出かけた。私が運転するバイクの後ろに妻を乗せるのはこれが全世界的にはじめてである。妻はベトナム標準より大柄なので、カブの後ろに乗せている私は外国人観光客を案内しているセオム(バイクタクシー)の運転手のようである。セオムのようにスムーズな運転に心がけたが、それでも妻はベトナム式の交差点の通過方法に不安を感じるらしく、「生命保険いくらかかってたっけ?」と聞かれてしまった。
お金さえあれば安心なのね・・・。
ところで、フルフェイスのヘルメットやプロテクター入りのインナーパンツ、ジャケット、グローブ、ライディングシューズなどフル装備を持っているにもかかわらず、近所の買い物に行くにはヘルメットとシューズしか着用しなくなってしまった。理由は「とにかく暑いから」ということに尽きる。真夏の40度以上に比べればぐっと涼しくなったが、それでも気温は30度前後あり、湿度がものすごく高い。フル装備で外に出た日には全身汗だくで消耗が激しい。サウナに入っているような感じなのだ。そして、「とにかく暑いから」ということで、ベトナムのライダーたちの行動がすべて説明できてしまう。
・小さな半キャップのヘルメット
・埃がすごいがシールドはなし
・股の下から熱気が上がるオートバイよりスクーターが好き
・転ぶとずる剥けになる半袖、半ズボン
・足元がサンダルだから、リターン式変速のオートバイは敬遠される。踏むだけですむロータリー式に限る
・雨具が合羽じゃなくてポンチョなのも、風通しを確保するため
というわけである。このような環境で安全を重視してフル装備を続けることができるのか、もういちど検討が必要なようである。涼しいフル装備ってないものだろうか。
Posted at 2014/11/30 16:07:51 | |
トラックバック(0) |
バイク | クルマ