
ベトナムでは道端にいろんな食べ物を売る店が出ている。そこで買ってきた「トリの丸焼き」が写真のものなのだが・・・まんま丸焼きである。毛をむしってあるだけで全身そのままだ。食べるときは手でバラして食べる。なかなか豪快である。
朝、バイクに積まれたカゴの中に詰め込まれて運ばれていたトリが昼頃にはご馳走になっているわけで、子供の目にも「生命を頂いている」のが一目瞭然である。パックに入って陳列されているところしか見ない日本より教育上好ましいのではないかと思う。
子供の目にも明らかといえば、近くの湖の畔で昼間からアベック(死語?)がイチャついているのもそうだ。若者が多いベトナムだから、アベックの数も半端ないのだ。敢えて何も言わないが、娘はしっかり見ているらしく、「お父さんとお母さんもキスするの?」と聞いてきた。「もちろん。夫婦だからね。」と答えておいたが、これもアベックという言葉が死語になりかねないほど若者がデートしているのを見かけなくなった日本よりは好ましいのではないかと思っている。どんなに美化しようとしても、人間の生活には残酷な面や欲望がぶつかり合う面があるのは事実であり、それをきちんと教えることが大切だと思うからだ。
ここまで書いて思ったのだが、いつの間にか日本ではデートしている若者の姿を本当に見かけなくなった。いまどきの若い人はデートしないのだろうか。それとも家の中でデートしているのだろうか。はたまた、私がディズニーランドや東京都心のようなデートスポットに行かないからだろうか。私の若い頃はそこらの喫茶店や路上のプレリュード、レビン/トレノ、シビック、ファミリアなんかの車内にカップルの姿を頻繁に見かけたものだが、今はどこへ行ってしまったのだろう。
時代からズレてきていると感じるのはオヤジ化の証し?
Posted at 2015/04/12 00:44:41 | |
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雑感 | クルマ