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素浪人☆のブログ一覧

2015年05月02日 イイね!

妻の運転教習(3日目)

妻の運転教習(3日目) 昨日に続いて今日も妻のバイク教習を行った。35度以上の気温の中、汗だくの教習である。
 まだ妻はバイクの操作がまったくうまくできていない。小さい半径で旋回しようとするとアクセルやハンドルの操作ができなくなり、バイクを暴走させてしまうのだ。どうしてそうなるのかじっくり観察してみる。

 ・・・なんかポジションが変だ。シートの随分後ろに座っているし、上体が垂直になっているので腕が伸びきっている。これでは正確なハンドル操作やスロットル操作ができないし、ハンドルを抑え込んでいるからスムーズに旋回できない。特にマズいのは左にハンドルを切ったときにスロットルを持つ手が引っ張られて意図せず加速してしまうことだ。加速すれば車体が起き上がって直進し、そのまま外側に突っ込むことになる。

 まずポジションから正す必要がある。センタースタンドを立てて、私が跨ってステップの上に立ち、そのまままっすぐ腰を下ろして正しいポジションにする方法を示した。また、立ち上がってスタンディングのまま操縦する方法、やや上体を前傾させて腕を曲げてハンドルをスムーズに操作する方法を説明した。



 スタンディングで段差を乗り越える方法を実演中。ベトナムの道は穴だらけなので、スタンディングでシートをニーグリップして穴を越える場面は頻繁に遭遇する。これができないスクーターはよく穴で豪快に転倒している。私がスクーターではなくステップが付いたカブのようなタイプを勧めるのはそれが大きな理由である。



 また、家から通りまでの間、ハンドルをフルロックさせて曲がるコーナーのある狭い路地を抜けなければならないので、低速で急旋回する技術は必須のものとなる。

 厳しいようだが、日本の教習所でやる狭路コース、スラローム、一本橋、不整路などの課題をちゃんとクリアできる技量にならないと、バイクを道具として使うことができないのだ。早く上達する練習方法は何かないものだろうか。この暑さでは練習時間は1時間が限界で、妻もかなり疲れてきているようだ。「姿勢は乗馬と一緒だよ」「スキーとも似ている」などと説明してもピンと来ないようだ。一旦コツをつかんだらうまく乗れるようになると思うのだが・・・。
Posted at 2015/05/02 22:34:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | クルマ
2015年05月02日 イイね!

ベトナムバイクツーリングの記録その4

その3の続き

 帰り道はATMを探さなくていいし、トイレ事情も把握したのでまっしぐらに帰る。それでも2時間に一度は給油のため止まらないといけない。昼時になったのでゆっくり走りながら食事場所を探す。前述のとおりローカルの食堂はなかなか入りづらい雰囲気なのだが、人が全然いない店には一層入りづらい。何軒か覗いたあとで店先に椅子を出して数人がお茶している店に入って、「昼飯を食べたい」と伝えて「何か」を出してもらう。その店ではフォーが出てきた。熱々のフォーは薄味だが一緒に出てくる辛い調味料とスダチを加えるととても旨い。お昼だけのつもりが「お茶も飲んでいきなさい」という店のおばちゃんの薦めで店先の椅子でお茶することになった。私はベトナム語がほとんどわからないのだが、店の若い女性(たぶんおばちゃんの娘)がいろいろと話しかけてきて、お茶についても説明してくれた。その地域はお茶の名産地のようで、新しい茶葉を大量につかってお茶を出してくれたのだが、これが絶品だった。日本の茶にも劣らぬまろやかで香り高いお茶で、渋い普通のベトナム茶とは大違いである。フォーとお茶(お代わり自由)で3万ドンと値段もリーズナブル。次回もまた立ち寄ってみたいと思う。

 お昼を食べたらあとはハノイまで一気に帰る。片道200キロ程度ならホンダウェーブでも無理のない距離である。トラブルもなく、おいしいものを食べ、美しい風景を堪能できとても癒される良いツーリングだった。お金もかからないので、今後は連休のたびに同様の旅行をしたいと考えている。

2泊3日バベ湖ツーリング費用明細
ガソリン代            200
宿泊2泊4食           408
船チャーター           600
食事代              155

合計               1363 kvnd (7500円)

(完)
Posted at 2015/05/02 20:47:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | ベトナム | クルマ
2015年05月02日 イイね!

ベトナムバイクツーリングの記録その3

その2の続き

 明くる朝6時頃目覚めた。テラスに出ると、朝霧のかかった田んぼの風景が素晴らしい。少年時代、夏休みの早朝に見た風景を思い出す。植物の匂い、涼しい風、水牛や鶏の鳴き声が記憶にダイレクトに働きかけてくるのだ。生きている実感がある、とでも言えばいいのだろうか。朝食に出るパンケーキがまた旨い。蜂蜜をたっぷりかけて食べるシンプルなパンケーキなのだが、テラスで食べると朝の空気の清々しさでとても旨く感じる。インスタントのコーヒーも旨く感じられる。

 現地出身の知人が数年ぶりに帰省するということで、この日は観光ガイドをお願いしてあった。宿で待ち合わせをして、バイク2台で洞窟などを見に出かける。ガソリンが残り少なかったので集落内で給油しようとするとそのスタンドの計量器がすばらしかった。ガラス製の計量器に一旦ガソリンをポンプで上げて、計量器の目盛りで確認しながらホースで給油する仕組みになっている。ものすごくアンティークな計量器で、きれいに磨けば室内装飾に使えそうである。バイクに給油する必要があるので、ベトナムの農村にはどんなに小さな村でもこのようなガソリンスタンドがある。だから、ガス欠の心配というのはしなくてよさそうである。

 洞窟を見た後は船をチャーターして観光地めぐりをした。6時間の貸切で60万ドンである。12人乗れる船を2人で使い、洞窟や滝、寺などの名所を回っていく。洞窟は規模が大きくそこそこ見ごたえがある。いちばん値打ちがあるのは船で景色を見ながらゆっくり話をしていられることだろう。カップルのデートコースとしていいのではないかと思う。

 船のツアーの道中で昼食休憩がある。湖で捕れた魚、ヘビ肉、地元の野菜などの料理でこれまた旨い。値段は観光地価格で7万5千ドン。私は酒を飲まないのだが、飲む人ならこのヘビ肉を肴に地酒の蒸留酒(度数45度くらい)を楽しむといいのではないかと思う。

 夕方まで船に乗って、宿に戻って解散した。夕食は前日とは違うメニューのローカル家庭料理である。例によってすることが無いのでまた9時ごろ就寝。いつもはそんなに早く寝られないのに自然の中だとぐっすり眠れるのが不思議である。この日は宿の向かいで葬式をしていて太鼓や鐘の音が夜通し鳴り続けていたのだが、全く気にならず良く眠れた。

 翌朝、葬式の料理に使われる豚の悲鳴で目が覚めた。トラックに積まれてきた豚がいよいよ調理場に連れていかれる段になってこの後の運命を察して悲鳴を上げているのだ。テラスに出て昨日と同じパンケーキの朝食を済ませ、お茶を飲みながらゆっくりする。今日もいい天気で快適に走行できそうだ。宿の支払いをするとき、スタッフが何度も筆算をして何度も間違えて180万ドンを請求しようとしたが、私が筆算すると何度やっても108万ドンにしかならない。108万ドン払うと「OK」と言っていたが、ここで突っ込まずに180万ドン払ってしまう人もいるだろう。よく日本人から「ベトナムでボラれた」という話を聞くが、そういうのって突っ込まずに計算間違いのまま支払ったケースも含まれているのではないだろうか。ベトナムでは「定価」のものはあまりないので、自分の納得のいく値段でなければ支払わずに突っ込めば安くなることが多い。ちなみに、この108万ドンという値段は予約時に示された料金よりも3割程度安い。「定価」など存在しないという例である。

 8時すぎに宿を出発し、帰りは道を探す必要もなく順調に走る。

その4に続く
Posted at 2015/05/02 17:36:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ベトナム | クルマ
2015年05月02日 イイね!

ベトナムバイクツーリングの記録その2

 その1の続き

 国道を離れると交通量がぐっと減って、ほどよいRの連続する峠道を走るのはとても楽しい。路面が荒れていて砂もあるのであまり飛ばせないが、バイクで来て良かったと思える。途中で目の前に直径30センチくらいの落石が転がってきて驚いたが、近づいてみてもっと驚いた。落石と思ったのは水牛の糞だったのだ。道沿いの斜面に水牛がいて、その糞が斜面を転がり落ちてきたのである。もし乗り上げたら落石以上に悲惨なことになりそうだ。

 峠を下ってチョザの町に入る。まだ11時半だがここで昼食にする。通りに面した食堂に入っていって「食事をしたい」と伝えると、ごく一般的な昼ご飯が出てきた。こういう食堂では英語が通じないし、メニューもないし、そもそも「いらっしゃいませ」みたいな応対もないし、店主の家族がテレビを見ながら食事やお茶している。フロアには犬や猫が歩き回り、どこに座っていいのか、営業しているのか、さっぱりわからない。だから適当にそこらの椅子に腰掛けて「何か」が出てくるのをひたすら待つ。ハエがぶんぶん飛び回っているから出てきた料理にはすかさずハエがたかる。そんな環境でも平気で食事できるようになったので私はまだ幸せなほうである。昼食は5万ドンだったがこれは明らかに高い。普通は2~3万ドンで観光地価格とみて間違いない。

 ゆっくり食事をしてから、チョザからバベ湖へ向かう。バベ湖に沿って走る道は幅員が狭くボコボコで走りにくい。景色はいいのだが路面から目を離せないのでゆっくり見ることができない。ほどなく予約した宿に到着したのだが、チェックインの2時までまだ時間があったので湖の周囲をあちこち走ってみることにした。湖と川沿いに田んぼと民家が並び、農作業はほとんど機械化されておらず、動力源として水牛が使われている。鶏は放し飼いで集落内を走り回っている。農作業をしているのは若い女性が多く、集落は活気にあふれ、健康的な笑顔が眩しい。私はものすごく安らぎと癒しを感じてしまった。ここには近代化と高齢化で日本の農村が失った「良いもの」がそのまま残っている。

 チェックイン時刻に合わせて宿に戻り、チェックインしようとしたところで問題発生。宿にいる人が英語を理解できない。予約票を見せても予約を確認できないらしく、「これはうちの予約じゃない」「隣の宿だ」などと言われ埒があかない。英語ができる予約担当のところに電話をして、その電話を宿のスタッフにかわり、あーでもないこーでもないと激論の後、ようやく部屋が用意された。どうもブッキングのミスのようだったが、結果として部屋があったのでよしとする。ようやく部屋に荷物を置いてテラスでお茶を飲んでいると西洋人のカップルがやってきて、チェックインしようとして英語が通じず私と同様トラブルになった。こちらも電話をスタッフに渡して延々とやりとりしていたが、ようやく部屋に通された。この宿の部屋は現地の住人の住居と同レベルの作りになっていて、壁は隙間だらけでエアコンもなく、ベッドもなくて床にマットレスが置いてあるだけである。これを見た西洋人の女性は拒絶反応を起こし、どこかに電話して「こんな宿だなんて聞いてないよ!あなたこういう宿だって知って予約したの?」などとクレームしていたが、結局この宿には泊まらず帰っていった。

 夕方3時頃から日が暮れる6時前までずっとテラスで農村の風景を眺めて過ごした。眼下に広がる水田、ぽつりぽつりと見える農作業の女性、村の放牧場では水牛の子供が跳ね回っている。いつまでも見飽きない。そしてとても懐かしい風景なのだ。7時からはローカルの家庭料理で夕食、8時からシャワーを浴びて9時前には就寝。テレビもないし、室内の電灯も暗いので夜は寝るしかない感じである。ただし、wifiは完備していてネットに接続することはできる。

その3に続く
Posted at 2015/05/02 16:19:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | ベトナム | クルマ
2015年05月02日 イイね!

ベトナムバイクツーリングの記録その1

 もうベトナム版ゴールデンウィークも終盤である。連休中に行ったバイクツーリングレポートをアップしておこうと思う。

 まず、今回利用したバイクはホンダウェーブ110である。レンタルバイクで月50ドル、我が家の日常使用のバイクとして借りているものである。やや高いように思うが、この店のバイクは比較的新しいものが多く整備もきちんとやってくれるのでツーリングに使うには無難だと思う。ちなみにこの店では免許のいらない50ccのバイクのレンタルや125~250ccのオフロードバイクのレンタルも行っている。また、ガイド付きのオフロードバイクでのツアーも主催しているので、よりディープな山岳ツーリングを望む人はそちらを利用するのがよいだろう。

 次に、宿泊先の予約は「booking.com」を通じて行った。Ba Be Lake View Homestay という宿で、外国人向けに積極的なプロモーションを行っている。予約にあたっては英語でメール、電話を通じてやり取りできる。目的地の公園内の観光ツアーやガイドの手配も宿に頼めばOK。旅行会社に頼まなくてもネットでいろいろと手配できる、便利な時代になったものである。

 準備としてはそれだけである。後は着替えと財布、パスポート、運転免許証(ベトナム版)、雨具、パンク修理キット、ツール(ドライバー)、トイレットペーパー(2ロール)、飲料水(2リットル)、スマホをバックパックに入れる。この中で特に重要なのがトイレットペーパーと飲料水である。ベトナムの公衆トイレはトイレットペーパーが無いのがデフォである。我慢の限界に達して駆け込んだトイレ内でトイレットペーパーが無いことに気づいたときの衝撃ときたら・・・。旅先では食あたり等で非常事態が起こる確率が高いので、トイレットペーパーは必須アイテムなのだ。また、気温が高いので熱中症のリスクがある。飲料水は多めに準備して、まめに水分補給する。

 さて、準備が整ったところで出発である。今回は目的地に近いチョザの町で昼食にする予定なので朝6時に出発。早朝の空いたハノイ市街を抜けてニャッタン橋を渡り、ひたすら北上する。このあたりは街道沿いの町がずっと続いていて交通量が多い。40~50キロくらいでゆっくりと進む。景色に変化がなくすぐに飽きてくる。1時間ほど走ったところで最初の給油ストップ。1回給油すると4万ドン(220円)程度かかる。220円/100キロが燃費の目安である。

 給油後、混んだ国道3号線を北上する。国道では対向車のバスやトラックがセンターラインを越えてくるので頻繁に路肩に退避しなければならない。また、バイクは乗用車よりも遅いので後続の乗用車に道を譲らなければならない。いつも周囲に気を配っていなければならないので疲れてくる。それに、財布の中に250万ドンしか入っていなかったので途中で引き出そうとATMを探しているのだが、取引銀行のVIETCOM BANKのATMが見つからない。おまけに、さっきはまだ大丈夫と思っていたのだがトイレに行きたくなってきた。キョロキョロしながらずっとゴチャゴチャした町を抜けて走る。

 とりあえずトイレだけでも済まして落ち着こうと途中でガソリンスタンドに入った。ガソリンは満タンなのでトイレだけ借りようとしたのだが、お約束でトイレが酷い。紙が無いのは当然として、便座には靴で上った跡がありドロドロ、便器の中には汚物がそのままで、床には2センチくらい水が溜まっている。かなり躊躇したのだがまともなトイレを探して停車を繰り返すのも面倒なのでそこを利用した。

 ホッとしてまた北上を続ける。このあたりから郊外らしい景色に変わってきてATMを探すことは諦めた。ここはベトナムである。250万ドンあれば十分だろう。「何かあったときのために」キャッシュを持っていたとしても、「キャッシュがあっても何もできない」のがベトナムだからだ。お金さえ出せば高いレベルのサービスを受けられるのは一部の有名観光地だけで、これから向かう山岳地帯では特にお金に大した意味はない。

 このあたりの景色は日本の田舎にとてもよく似ている。山があり、川があり、水田があって、街道沿いに集落がある。違うのは水牛が歩いていることと、椰子のような熱帯の樹木が生えていることだ。集落の中では子供が遊び、雛を連れた鶏や子犬が歩いている。実に平和で穏やかな風景である。私と同年代の人ならかなり懐かしさを感じるのではないだろうか。

 そんな田舎道を2時間程度走って2回目の給油をした。今度はトイレが比較的マシだった。紙はなかったが一応トイレとしての機能は保っていた。ドアが壊れていてまともに閉じないのとカギがかからないのはもう気にしなくなった。こういうトイレ事情がベトナム旅行に女性を連れて行くのに障害になる。今回妻と娘が同行しなかったのもトイレ事情の影響が大きい。でも、西洋人は平気で女性も旅行しているので、慣れの問題かもしれない。

 給油を済ませ、しばらく走ると道は国道3号線から離れる。チョザに向かう道は峠越えのワインディングである。

その2に続く
Posted at 2015/05/02 13:30:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | ベトナム | クルマ

プロフィール

「松島なう」
何シテル?   08/10 13:03
日本、米国、そしてベトナムで運転してきました。国が変わっても運転好きは変わりません。 ふとした思いつきからトラックボディ制作、始めました。

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