
今回日本に帰国するにあたり、Keiのタイヤをどうしようか考えた。Keiは購入時についていたスタッドレスを年中履きっぱなしにしている。そろそろ摩耗も進んできたので、4本とも新調しようかと考えたのである。でも、1年に2,3週間しか乗らない車のタイヤを買うのもあまり気が進まない。それで、天気予報をチェックして、どうやらしばらく寒波はなさそうということで、交換はやめることにした。
今は当然のように履いているスタッドレスであるが、私が免許を取った頃(30年前?)には無かった。本場の雪国ではスパイクタイヤで、それ以外の地域ではチェーンを使っていた。いつの頃からスタッドレスタイヤを履くようになったのだろう・・・?
記憶を辿っていくと、最初に買ったスタッドレスはK11マーチに履かせた「ヨコハマ ガーデックス ハイブリッド」というタイヤだった。1994年頃だったと思う。うちにはK11マーチのほかにコロナプレミオがあったが、長距離運転にはマーチのほうが快適で楽しかったので、冬場のドライブ用に履かせたのだった。ネットに画像があったので見てみたら、今のアイスバーン重視のスタッドレスと違い、スノータイヤのように溝の割合が大きく、新雪路重視らしいことがわかる。うちのマーチはビスカスLSDを備えた「セフティグリップパッケージ仕様車」だったので、スタッドレスを履かせれば雪道の上り坂もそこそこ走って困る場面はほとんどなかった。後にLSDのないK11マーチも買ったのだが、それは雪道で登らず、LSDの効果をはっきりと感じることができた。
それ以降、住まいが京都から仙台に移ったこともあり、当然のようにスタッドレスタイヤに履き替えるようになった。あれから20年、スタッドレスの性能は大きく向上し、かつてのように「スタッドレスを履いていてもチェーンも必要」なんて場面はほとんど無くなった。それに、乾いた舗装路を走っているときのノイズやグニャグニャ感、燃費の低下も小さくなった。今、20年前のタイヤを履き比べれば、その違いは歴然だろう。今はよいタイヤが手に入ってとても恵まれていると思う。
さて、しばらくぶりに日本で運転するから右側通行しないように気を付けないと。
Posted at 2016/02/05 22:35:15 | |
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