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AFP通信より引用

　「ベルギーのレデリク・ファン・リーウ（Frederic van Leeuw）検察官は23日、今週起きたブリュッセルでの襲撃事件のあと、TATPの材料が戦闘員らの隠れ家で見つかったことを明らかにした。アセトニン150リットル、過酸化水素水30リットル、起爆剤、くぎやねぎが詰まったスーツケースのほか、TATPそのものも15キロあったという。」

　どうやら爆弾はアセトン、過酸化水素水といった市中の薬局で買える薬品や、くぎやねぎといったスーパーで売られているような品物で簡単に作れるらしい。

　ベトナムでもときどき爆弾が爆発するのだが、そういう爆弾は普通の主婦や会社員によって作られていることが多い。おそらく、この記事にあるTATPのようなものを使っているのだろう。違うのは、テロではなく私怨や痴情のもつれから使われるという点である。世界の流れから取り残されているような・・・。