
約3週間ぶりにFUTUREを運転した。家族の送迎などで1人~3人乗車でハノイの街中を走った。WINNERと比べると、やはり乗り味はかなり違う。
FUTUREのサスペンションは軟らかい。特にダンピングが弱いようで、2人以上乗車でギャップを超えるとふわふわふわと車体の揺れが繰り返して納まりがわるい。ふわふわして下に下がっているときに別のギャップに出くわすとサスペンションのストロークを使い切って「ガツン」と突き上げるのもこれまで記事にしてきたとおり顕著である。まあ、40キロ前後の低速で街の通りを流すだけだったら、こういうサスペンションでもいいのかもしれないが、スピードを上げる気にはならない。
一方、二人以上乗車で街を走るのに良い点もある。それは、エンジンが小さくギア比も高いのでエンジンブレーキの効きが小さく、エンジン回転も比較的低く抑えられることだ。スロットルを無造作に全閉にしてもエンジンブレーキはかからず、すい~っと滑るようにコースティングする。その分ブレーキの使用頻度が高くなってしまうが、こちらは運転者の操作で滑らかに減速させることが容易なので、全体に同乗者思いのスムーズな運転をすることができる。
やはり、FUTUREは街中で使うバイクとして使い勝手を追究しており、ベトナムの都市で使うにはベストな選択だと思う。妻の前のバイク、WAVE RSXは「とにかく安いの」ということで選んだので1年経たずに手放すことになったが、FUTUREは「これがいい」ということで選んだので、当分の間気に入って使えそうである。今まで何度か価格重視で車を選んで失敗してきている。今後はこのようなことが無いようにしたいと思う。
Posted at 2016/07/12 00:29:07 | |
トラックバック(0) |
バイク | クルマ