
我が家から通りに出るまで、オート三輪がやっと通れるくらいの細い路地を通っていかなければならない。狭いけどこの地区から通りに出る限られたルートのひとつなので、けっこう交通量がある。バイク同士ならなんとかすれ違うことができるが、オート三輪やリヤカーが入ってくるとすれ違えなくなり延々バックしなければならない。
最近、その路地で下水工事をしている。工事の仕方はベトナム流で、道路に大穴開けて通行不能にしてしまって、その穴に板切れを渡してあったりする。危ないのでその場所は通らず、別のルートで通りに出ているのだが、その道がさらに狭い。幅1メートルくらいしかなくバイクでもすれ違えないし、人が歩いているところにバイクが来るとミラーがぶつかったりする。しかも、路地は複雑に折れ曲がっていて曲がり角ではフルロックまでハンドルを切らなければならない。
そんな路地を、おじいさんもおばちゃんも、三人乗りのおっちゃんも平気ですいすい走っている。教習所の狭路コースより厳しい条件である。こっちは狭いだけではなく歩行者がいたり対向車があるのだ。それに路面もボコボコである。それでも皆平気なのは、やはり「慣れ」なのだろう。毎日厳しい条件で運転していれば自然に上手くなるようである。
人間の適応力って、けっこう頼りになるものなのかもしれない。
Posted at 2016/08/23 01:36:23 | |
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