
今年の年末、Keiは15年目の車検を迎える。車齢10年で購入、11年の車検はユーザー車検、13年の車検はいつもお世話になっている修理工場に頼んで通してもらった。今回も日本にいない間に車検があるので、修理工場に頼んでおくパターンになると思う。今回はブレーキが新品だし、タイヤ、バッテリーも交換したばかりだから、安く車検を通せると思う。唯一、ブレーキのマスターバックの負圧がすぐに無くなる症状が出ているから、そこだけチェックすればOKである。
安く上がりそうなのだが、そろそろ廃車にしてもいいかな、という考えもある。1年に200キロほどしか乗らないし、自動車保険や自動車税を払い続けるのも無駄に感じる。たまに日本にいる間だけレンタカーを借りれば間に合うし、そのときはたとえばメルセデスやアウディなどの「ちょっといい車」を借りるという手もある。年間の自動車税と保険料を全部レンタカー代に回してもかなり足りない計算だが、15年ものの軽自動車に乗るよりはずっと安全、快適なのは間違いない。それに、Keiの減価償却はとうに終わっているが、レンタカーなら会社の経費にできる。レンタカーなら用途に合わせてコースターでもハイエースでも、なんでも借りられるし・・・。
それでもKeiを残してあったのは、免許を取得した息子が乗れるように、との考えからだった。しかし結局、息子もほとんど乗ることがなく、ただ置いてあるだけになっている。もうすぐ自動運転の時代が来るから、いまさら息子の運転技量を向上させる必要もないと思うし、興味がないなら無理に乗せようとも思わない。以前は息子が成人したらどんな車に乗るだろうか、などと想像していたものだが、こんな時代になるとは・・・。
Keiを廃車にしたら、その後は個人で自動車を所有することは無くなりそうな予感がする。以前から書いているように、自動運転の時代が来ると自家用車という存在はほとんど無くなるだろうし、それまでのつなぎで購入するにはコストがかかりすぎる。プジョー308を最後に新車を買っていないから経済的余裕が出てその分を会社を作るのに使ったり、家族で海外旅行するのに使えるようになった、その経験から自動車にお金を使おうという気にならないのである。うんと収入がアップして月の小遣いで自動車が買えるようになったらひょっとしたら買うかもしれない・・・。
Posted at 2017/07/10 02:04:32 | |
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