
今から10年後の2028年、完全自動運転EVの普及により、人間が運転する自動車の時代が終わる・・・そんな未来を仮定して、残りの10年間を過ごす「最後の車」を現在新車で買えるものから選ぶとすれば、どのような車がよいだろうか。
最後なのだから、ベントレーやロールスロイスのような高級車にいくという考えもあるだろう。以前からメルセデスベンツが「上がりの車」なんて言われていたが、本当の意味で最後になる車だから、もっと高級な方に行くという考えである。
あるいは、フェラーリやランボルギーニのようなスポーツカーにするのはどうか。最後の記念に本物のスポーツカーの操縦を満喫するというのも魅力的だ。ポルシェでもいいが、「最後の記念」というにはイタリア車のほうが雰囲気だろう。
逆に、どうせ最後なのだからとシンプルに行くのも手だ。4ナンバーのバン、タウンエースやNV200のスタンダードモデルをMTで乗る、なんてのもいいかもしれない。時代の変化に備えてますよ、という雰囲気を醸し出せる。タウンエースなんて驚きの安さだし。
いろいろ考えはあると思うが、私が選ぶのはジムニー(シエラ)である。なぜかというと、完全自動運転のEVが普及した後、ジムニーでなければ行けなかったような僻地や悪路は「サービスエリア外」となり自動車で行く事ができなくなると思うからだ。あるいは、積雪が深い時期などは、「運行休止」となり車が走らなくなるだろう。自動車でそれらの環境を走れる間に、秘境・酷道を制覇したいのだ。日本にはまだまだ「ジムニーでなければ行けない道」がある。残された時間を有効に使うには、ジムニーを置いて他にないと思う。
やっぱり予約しちゃおうかな、ジムニーシエラ(苦笑)。
Posted at 2018/08/28 00:04:02 | |
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