
軽トレーラーを軽自動車で牽くというのは、動力性能や安定性に余裕がなく、けっこう危なっかしいものだと考えている。例えばこのようなことだ。
1、フル積載でトラクタ1.4t、トレーラ0.6t=合計2tの車体を660ccで引っ張るとどのぐらい加速できるのか、勾配はスムーズに登れるか。ブレーキ性能は蔵王の下りを連続で下っても大丈夫か。
2、トラクタの後部には強烈な荷重がかかる。乗用車やVANではサスペンションがめげるのではないか。トラックだとほとんどがリーフリジットでバネ増しも可能
3、トラクタにESCがあるかはとても重要。トレーラーほどこの装備が生きる車型はほかにない。
4、屋根のあるタイプのトレーラーは空気抵抗が大きそうだが、時速80キロ以上まで加速したらどうなるか。燃費なんかすごいんだろう。荷物が少なければ屋根なしトレーラーを背の低い乗用車の牽けばかなり燃費節約できるはず。
5、トラクターの性能には絶対的な馬力よりも、ワイドなギア比、駆動輪スリップに対応する4WD,定量の倍以上の荷重を掛けてもめげない、ヨロヨロしない板バネ1枚増しスーパーハードリジットサスが必要である。まずは低速でも確実に進めるほうが、進めなくなって立ち往生するよりはいいだろう。
Keiは純粋な乗用車なので、車の後端に300キロの荷重がかかるようなことは想定していないだろう。だから、下り坂でブレーキを踏んだらKeiの後輪はかなり厳しいことになるだろう。摩耗が猛烈に速くなるほか、サスペンションの底づきが多発して、ボディの消耗が激しくなるだろう。スプリングやショックを強化してもほかの部分の強度が追い付かず、車体がゆがむかもしれない。そのあたりも見てみて、今後トラクタをどのように選ぶか考えることにする。今の考えでは、軽トレーラーはESC、4WD、5MT、高速低速切り替えトランスファー、デフロックが付いているハイゼットトラックにしようと思っている。
もしかしたらスバリストに復帰するかも?
Posted at 2019/07/12 00:59:25 | |
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トレーラー | 日記