
最近気づいたこといくつか。
まず、トレーラーの荷物が濡れてしまう件について。雨漏りを疑っていたがそうではなく、鉄板の床が結露することが原因と判明。トラックの荷台の床は板張りが一般的で、鉄板の場合もエンジンやマフラーの熱で温められるので結露は起きにくい。ところが、トレーラーの床は常時走行風で冷やされているので、そこに温かく湿った梅雨時の空気がかかると激しく結露してしまうのだ。とりあえずビニールの床材を貼ってみて様子を見ることにした。
次に、最近多い仕事について。大量の荷物を軽貨物数台に積んで同時に運ぶような「複数台口」の依頼が増えている。おそらく「働き方改革」の影響だと思うのだが、大手運送会社でも突然の大口貨物が来たとき、それを運ぶ車がない、いや、正確には運転手がいない、という状況があるようなのだ。それで、軽貨物頼みになるわけだが、都合よく必要台数が揃うとは限らない。揃わなければ、少ない台数で何往復かして運ばねばならない。これは面倒くさい。そんなとき、うちのトラック&トレーラーなら重量的には2台分、容積的には4~5台分を運ぶことが可能だ。積み下ろし作業が1回で済むので荷受人、集荷場所の手間も少なくてすむ。検数、検品も1回で片付く。これはかなりスマートな輸送方法だと自画自賛しておこう。
おわりに、高速道路の120キロ規制区間と軽自動車の関係について。東北道の一部に制限速度120キロの区間があるのでそこで軽トラックの最高速テストをしてみた。結果、メーター読みの120キロで走ることは一応可能だが、GPSによると109キロしか出ていないらしい。GPS表示で120キロ出すとすると、車載メーターは130キロ以上を示す。軽自動車は130~140キロあたりのメーター表示でリミッターが働くので、120キロ規制区間ではリミッターの作動速度が低すぎるように思う。また、実際のエンジン出力もブレーキ性能も心許ない。120キロ規制区間を走るには、軽自動車のエンジン排気量を880ccにして、64psの自主規制を撤廃し、リミッターの作動速度も160キロにするのが現実的だと思う。
Posted at 2020/07/29 02:14:04 | |
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