
バイクを車に積むのはけっこう難しい。
クロスカブについている小傷は「全て」車載時に倒れてできたものである。走行時に倒したことは一度もない。積み下ろしも、クロスカブくらい軽量だと極めて容易で、手で押してスロープに載せれば問題ない。難しさは固定方法にあるのだ。
クロスカブは遠心クラッチなのでギアを入れても後輪の回転を止めることができない。前輪にはパーキングブレーキがあるのだが、前輪荷重が小さいのであまり効果がない。車体が動くとスタンドが外れ、倒れる。そこで、前輪をしっかり荷台の先端に当て、絶対にズレないようにしなければならない。それでも、サスペンションの伸縮でタイダウンベルトが緩んで倒れることがある。バイクの全長が荷台の大きさにギリギリだとうまく固定できるはずが、トレーラーのように余裕があるとかえって倒れやすくなる。タイダウンベルトの張り方も、フックの位置が制限されるため思うようにいかない。何度も試行錯誤しているところである。
クロスカブを積むのであれば、トレーラーじゃなくてトラクターである軽トラックに積んだほうがよいような気がするが、遊びで出かけるときはKeiで行くのが気分である。乗用車+トレーラーでバイクも持っていける、というのが当初の目論見であるから、そこは外したくない。写真の積み方でとりあえず倒れることはなかったが、今度はスタンドの下のビニル敷物に穴が空いた。やはり、難しい・・・。
Posted at 2020/09/14 04:07:54 | |
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