
今日、配達中に軽トラ2号機のバッテリーが上がった。以前からセルの回りが弱く、昨日いつもの整備工場でバッテリーチェッカーにかけてもらったら、「とりあえず電圧は出てるけど、容量的には50%くらいしかない。エンジン止めて電気を使うような場面には注意すること」という診断だった。そして今日、ハザード点けたままエンジンを止めて駐車していて、戻ったら始動できなかった。最初は、登り坂に駐車していたのでバックで転がしてからクラッチを離して始動した。その後はエンジンを止めないように注意していたものの、何十回と停車を繰り返すうちについ習慣でエンジンを止めてしまう。今度は平坦な袋小路の突き当りで止まっているので、一旦押して袋小路の入り口まで後退させてから、前進で押して飛び乗りギアを入れてクラッチを離す、いわゆる「押しがけ」を行う。
…この「押しがけ」って言葉すごく昭和っぽい汗臭い匂いがする…
ひーこら言いながら車を押して(キーはONのまま)、勢いがついたところで飛び乗り、1速に入れてクラッチを離す!掛かった!押しがけなんて何年振りだろう。なんか感動するなぁ。
とはいえ、そんなことを繰り返すつもりはないので、すぐにバッテリーを交換しておいた。ネット上でよく「クラッチスタートが付いている車はMTでも押しがけできない」という記事を見かけるが、クラッチスタート付きでも問題なく押しがけできる。AT車はできないので、これはMTのちょっとしたメリットである。ただ、一人でやるとけっこうアクロバチックな動きを要求される上、力もいるし、私のように自分の押した車のタイヤにつま先を踏まれたりする危険もある(安全靴だから平気だった)ので、興味本位でやることではない。
Posted at 2022/10/15 18:36:43 | |
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