
クロスカブの走行距離は現在5000㎞目前で、そろそろタイヤの摩耗が見えてきた。所謂「タイヤに角が立っている」「修行が足りない」状態である。都市内で使ってばかりでバイクを深くバンクさせることが無いので、接地面の端の「ひげ」が無くならない。タイヤを丸くするために峠を攻めるほどのエネルギーはもはや残っていない。軽トラのタイヤとは反対に、中央部だけ早く減って交換になるに違いない。
このタイヤからクロスカブの悪路走行性について期待する人もいるかもしれないが、実際に乗ってみると、フラットな砂利道などではそれなりに軽快に走ることができるが、大きな凹凸のある本格的なオフロードになると、サスペンションストロークや地上高の制約からまともに走れない。もっとも、軽量なのでいざとなったら押すなり担ぐなり(?)して難所をクリアすることができるだろう。
妻が「原付(普通)免許で125ccまで乗れるように法改正になったら、私用にバイクが欲しい」と言いだした。妻はベトナムで125ccのバイクを通勤の足として使っていたので、技量的には運転できるのだ。そうなったら、自分用に現行のクロスカブを買って、今のクロスカブを妻用にしようかと考え中。それだけ、クロスカブを気に入っているということだ。カブシリーズはいろいろな制約がある中でベストな形を実現しており、とても完成度が高い。四輪で言えばジムニーみたいなものである。だとすると、ジムニーとカブを所有して6輪生活にするのは、理想的なカーライフのひとつの形と言えるだろう。
Posted at 2023/10/21 23:34:58 | |
トラックバック(0) |
バイク | クルマ