
私が子供の頃の我が家の自動車事情を紹介する「愛車紹介拡張版」、今回は3回目。
1971年ごろ
ホンダZになったのだが、その頃我が家では頻繁に自家用車の買い替えをしていたようだ。ホンダZは1,2年しか乗らず、
初代シビックに買い替えた。今のような「ハッチバック」ではなくて、初代ミニのように独立したトランクが付いていた。最初は紺色の2ドア、それもかなり短い期間で茶色の4ドアに変わった。この2台のシビックはとにかく影が薄い。オイルショックで自動車を自由に使えなかったことが原因だろうと思う。ガソリンスタンドが日曜日は閉店していて、平日でも夜間は閉まっていたから、サンデードライバーは給油することが難しかったのだ。
この頃のシビックでは、クーラーが付いたことが記憶に残っている。助手席の足元にクーラーのユニット(でかい)が付いていて、独立して操作するようになっていた。また、「ホンダマチック」というノークラッチ、トルコン式2段変速機も搭載されていた。カーステレオも付いた。最初は8トラ(笑)、次にカセットデッキが付いて、車内で音楽が楽しめるようになった。タイヤもバイアスからラジアルに交代した。前席には3点式のELRシートベルトも付くようになった。それまでのシートベルトは長さ調節が必要で、床に転がっているうちに埃まみれになるような代物だったのだ。
このシビックで現代の快適な小型車の原型がつくられたという点で、大変エポックメイキングなモデルだったと言える。
運転日報(デミ夫)
天候:晴れ
積算走行距離:19970キロ
走行条件:郊外一般道・市街地
乗員:1名
<img src="http://nakanohito.jp/an/?u=118914&h=479409&w=48" border="0" width="48" height="48" alt="なかのひと"
Posted at 2009/04/03 23:04:49 | |
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