フジサンケイビジネスアイより抜粋
「富士重工業は13日、主力車「インプレッサ」の新型車を2011年にも投入し、燃費を現行車より3割改善する方針を明らかにした。走行性能に重点を置いていた開発姿勢を、環境重視に転換する。部品によっては種類や点数を半減させ、原価の低減を図り、利益確保を狙う。11年以降の投入車種のモデルケースとしても注目される。」
最近試乗したり所有したりしてきたデミオ、アクセラ、インサイト、プリウスについて共通して感じることとして、「すさまじいまでのコストダウン・原価低減努力とそれによるクオリティ低下が ユーザーにはっきりと感じ取れてしまうこと」が挙げられる。確かに燃費は良いようなのだが、所有することの満足感は乏しい。何より、環境とか燃費以外の部分に掛けられた「余分な」コストがその商品の特徴となり、消費者の選択理由になるのだから、徹底した原価低減は没個性につながり、購買意欲を大いに損なうように感じられる。
ましてや、スバルは「走行性能に重点を置いた開発姿勢」がウリのメーカーである。それが「環境重視」を口実にした「利益確保」へとシフトすれば、親会社のトヨタと選ぶところがなくなってしまう。カローラやアリオンのようなインプレッサって、存在意義があるのだろうか。
デミオの次の候補としてインプレッサを含めたスバル車は検討してきたのだが、この記事を読んで急に意気消沈してしまった。やはり次は輸入車か・・・。
運転日報(デミ夫)
天候:晴れ 後 曇り
積算走行距離:26680キロ
走行条件:郊外一般道
乗員:1名

Posted at 2009/08/16 00:09:10 | |
トラックバック(0) |
クルマ談義 | クルマ