
ガソリンが値上がりしている。ひさしぶりに130円台になるのだろうか。
代車デミオはCVTである。私はCVTをどうしても好きになれない。理由は、交差点でスムーズに停止できないからだ。なぜスムーズに停止できないかと言うと・・・
まず、今の国産車はほとんどがオーバーサーボ(倍力装置が強すぎ)で制動初期にくらいつくようなパッドのブレーキを装備している。いわゆる「かっくんブレーキ」である。このブレーキは、制動力の調整がやりにくい。これが大前提である。
MT車だと、交差点で停止するときは、エンジンブレーキで減速→停止直前にクラッチを切る→惰性で転がる車を停止させるという手順になる。その間、ブレーキ踏力としては、軽く一定に踏む→少し踏み増す→停止寸前にブレーキを「抜く」という操作になる。この「抜く」のが大事で、ブレーキを一定に踏み続けると停止が「がっくん!」となって下手糞な運転になる。
CVT車でも同じように運転しようとするのだが、まずエンジンブレーキのかかり具合が妙である。最初にアクセルを放したときはまったく減速しないが、ブレーキを踏んだ途端急激にエンジンブレーキが効く。慌ててブレーキを緩めると、今度は一定の速度から減速しなくなる。急いで踏み直して停止しようとする瞬間、今度はクリープ現象で強く押される。前述のように停止の瞬間はブレーキを「抜く」から、クリープ現象で押される車は完全停止しない。車を止めるために再度強くブレーキをかけると急停止する。「すう~、ぐぐぐぐぐ・・・がっくん!がっくん!」と下手糞の見本みたいな止まり方にどうしてもなってしまう。なんとかベテランっぽく止めようと「かっくんブレーキ」と悪戦苦闘するうちに、へとへとに疲れてしまった。
これが、私がCVTを好きになれない一番の理由だと、今日長距離運転するうちにはっきり認識するに至った。
運転日報(代車デミオ)
天候:晴れ
積算走行距離:20251キロ
走行条件:高速道・市街地
乗員:1名
給油:20.00リットル
単価:127円
満タン法燃費:19.71キロ/リットル

Posted at 2009/09/06 21:42:44 | |
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