
ここ数日仙台にも雪が積もり、雪道を走行する機会が多くなっている。雪道は未舗装のダートと同じようなものである。深いわだちや窪み、チェーン跡の「洗濯板」など過酷な状況である。今は訳あってレンタカーのアクセラ(1500)に乗っているのだが、これが雪道でとても乗りやすい。なぜなら、トレッドやホイールベースが長く重心が低い、そして着座位置も低いアクセラは乗り心地がとても良いからだ。単純にホイールベースやトレッドが長いと同じ高さの段差を越えてもドライバーが揺すられないということもあるが、スプリングやスタビライザーをソフトに設定できるということが大きく影響しているようだ。乗り心地が良いことで疲労が少なく、精神的にもゆとりを持って運転できる。これだけで「アクセラ買おうかな」と思うほどだ。
これと対照的なのが、今流行りの「コンパクトミニバン」や「トールワゴン」といった車である。「5ナンバー枠」にしばられ、幅・長さが小さく背が高いうえにスペースを稼ぐために高い位置に座らせているから乗り心地が悪い。最近はこういう車が多数派になり乗り心地の悪さにも慣れてしまって当たり前のように思っているが、たまにアクセラのような車に乗るとその違いに驚かされる。やはり、車体寸法はその車の乗り味に決定的な影響を及ぼすもので、長い、広い、低い車にもちゃんと存在意義がある。自動車は物置と違って走ってなんぼなので、天井が高ければ高いほどいいというものではないと思う。
運転日報(代車アクセラ)
天候:晴れ
積算走行距離:
走行条件:市街地・郊外一般道
乗員:1~2名

Posted at 2013/01/28 10:41:26 | |
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