
9年前に見たのだが、とてもリアルで印象深かったためいまだに記憶にはっきりと残っている夢がある。内容は、「都市(東京?)が大きな災害で瓦礫の山になり、それを呆然と眺めている。が、自分の家族はずっと西の安全な場所に避難させているので無事である。その場所には神社仏閣のようなものがあり、脇に滝があるのだが、その滝はみるみるうちに白い竜に変わり、小学生くらいの女の子を乗せて天に昇る」というものである。
この夢を見た瞬間、女の子を授かるということは直感した。娘が生まれて逆算してみると、その夜に授かったことがわかった。がしかし、家族がいる安全な場所というのがどこなのかはわからなかった。方角からすると実家のある関西方面かと思ったが、夢の中の神社仏閣のようなものは関西というよりずっとアジア的なのでイメージが違う。
数年を経て、家族はハノイに滞在している。ハノイは昔から王朝が置かれてきた場所であり、旧称はタンロンという。タンロンとは漢字で書くと「昇竜」という意味である。私はようやく理解した。あの夢の中の場所はハノイなのだ。
つまり、私の潜在意識は9年前にすでに家族がハノイに滞在することを「決意」していたことになる。その当時、私はハノイやベトナムに特別な関心はなく、縁もゆかりもなかった。しかし、無意識のうちにそのような決意をし、その決意に現実が引っ張られるような形で現在があるということである。潜在意識は実に大きな働きをしている。偶然もすべて必然なのではないかとさえ思えてくる。
さて、そろそろ次の10年に向けた潜在意識の「決意」が固まる時期である。リアルで鮮烈な夢でその内容を伝えてくるのを楽しみにしている。
Posted at 2014/10/01 23:45:32 | |
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