素浪人☆のブログ一覧

　いよいよベトナムに帰国・・・いや、戻った・・・ちがう、再訪することになった。小さめの飛行機で韓国に向かい、そこで乗り継いでハノイに向かう。



　韓国の空港では総二階建てのエアバスがいっぱい・・・。一度乗ってみたいのだが、いつも使う路線には就航していない。



　Keiはバッテリーのターミナルを外してきた。しばらくお留守番である。



　歴代のスマホ。右端のKYOCERAが今回購入したもの。４年間で３台目だから、スマホに費やしているお金も馬鹿にならない。ベトナムでも若者はみなスマホを持っているが、月給に相当するほどの価格のため、落として液晶パネルがバリバリに割れていても我慢して使っている。二年毎に買い換える日本人はなんて贅沢なんだろうと思う。今度のスマホは高耐久仕様なので４年程度は使えることを期待しているのだが、果たして・・・。

　いつもの蔵王温泉に行ってきた。セブンで大きなパフェを買えなくなったことで「もう日本には何の未練もない」と思っていたが、いやいや、温泉があるではないか。蔵王温泉と十割そばがあるかぎり、日本に戻るのを心待ちにできそうである。

　久しぶりに日本で運転した印象であるが、ベトナムと比べると「とにかくスロー」な印象である。ベトナムも速度は低いが、それは混雑がひどいとか、道がボコボコとか、水牛がいるなどの事情があってのことで、空いたきれいな道ではかなり飛ばす。郊外の一般道のペースは７０～９０キロくらいである。ところが日本ではそれが４０～６０キロになり、いつもノロノロ運転しているように見える。それに、日本ではそのノロノロ運転におとなしくみんな行列しており、追い越し可能な状況でも追い越さない。「先を急ぐ」雰囲気がまるで感じられず、老人が公園で散歩しているようなのんびりムードが漂う。だから、日本で運転するのは「ラスボスが出てくるまでやりこんだゲームの最初のステージを改めてプレイしている」ような感じで、余裕を通り越して退屈である。集中力を維持できる速度の下限を下回っているように思われる。

　それにしても、四輪の運転も楽しいものである。二輪には二輪の、四輪には四輪の楽しさがあり、どちらも離れていると恋しくなる。今回時間の都合で日本で大型二輪をレンタルすることができなかった。次回の課題にしようと思う。

　ベトナムには日本で２年間使ったスマホをＳＩＭフリー化して持って行っている。最初にモトローラのPHOTONを持っていったがそろそろバッテリーが寿命である。しかし、特徴であるゴツイ造りのため見た感じほとんどくたびれていない。超不人気モデルでしかも高かったが買ってよかったと思っている。日本→ベトナムと４年も使えば十分元をとったといえるだろう。

　次に持って行ったのはＨＡＵＷＥＩのＧＬ０７Ｓである。これはまだ２年経っていないが、もともとSIMフリーなので便利に使っている。このスマホ、スペック的には優れているのだが、妙に発熱したり電池がすぐに無くなったりする。カメラも画素数はともかく実際の写真があまりきれいに撮れない。また、スピーカーの設計が悪く相手の声がよく聞こえなかったり、「イマイチ」なスマホなのだ。まだ使えるが、できればスペア機にしてしまいたい。

　そこで、妻のＰＨＯＴＯＮと私のＧＬ０７Ｓの買い替えをした。日本で購入するのがやはり安心である。妻にはＨＡＵＷＥＩのＡＬＥ－Ｌ０２を、自分用にはＫＹＯＣＥＲＡのSKT01をそれぞれ注文した。また、ベトナムに持って行ったデスクトップが壊れたので、その代わりにipad mini2を購入した。そのほかに、今まで日本で使っていたemobileのポケットルータ（ＧＬ０４Ｐ・ＳＩＭフリー）も２年経ったので回線を解約する。それらをみなベトナムに持ち込むつもりである。そこに加えて普段使っているタブレット（ＹＯＧＡ－ＴＡＢＬＥＴ）、ＧＬ０７Ｓ、会社支給のＸＰＥＲＩＡと計７台のスマホやタブレット、ポケットルータを運ぶことになる。

　リチウムイオン電池を内臓したスマホやノートパソコンなどは搭乗前の手荷物検査でかばんから出して別に検査を受けなければならない。７台のスマホやタブレットをじゃらじゃらと並べていたら盗品スマホの運び屋みたいだ。別室に連れて行かれたりしたらどうしよう・・・。

　ところで、ＳＫＴ０１を購入したのはバイクに乗ることを想定したものである。フルフェイスを被っているから電話を使うのは実に難儀である。グローブを外し、ヘルメットを脱ぎ、スマホを取り出して通話し、終わったらスマホをしまい、ヘルメットを被り、グローブをつけるその行為だけでもう汗だくで電話を放り投げたくなる。ＳＫＴ０１なら大音量のスピーカーでヘルメットを被ったままハンドフリー通話できるのではないかと思うのだ。もちろん、Bluetoothのインカムで走行中でも着信できるのがスマートなのはわかっているが、それは来年以降に考えようと思っている。

　Ｋｅｉは廃車せずそのまま次の車検を通すことに決めた。

　息子が免許を取りたいと言いだしたので、早速自動車学校に入校手続きをすることにした。驚いたことに、普通免許を取るのに今は３０万円もかかるようだ。私の頃はたしか１４，５万だった筈。それさえももったいなくて、試験場脇の練習場で練習し、試験場飛び込みで免許を取得した。試験車や教習車はなぜかパワステが無いＳ８＃型クラウンで、でっかいステアリングホイールをひいこら回しながら狭路コースを走ったのを覚えている。それに比べれば今は教習車がＢＭＷだったりするのだから快適になってはいるのだろうけど、この値段にはびっくりである。

　日本のほかに運転免許を取るのにこんなにお金がかかる国があるのだろうか。中国は教官に賄賂を渡さないと教習を受けられないと聞くが、賄賂を含めていくらぐらいかかるのだろう。アメリカなんて、適当に練習して自動車持ち込みでテストを受けるだけだから１００ドルもかからなかったと思う。お金をかけて教習したからといって日本のドライバーが特に運転がうまいようにも見えない。「若者の車離れ」の原因のひとつに、「免許を取るのにお金と時間がやたらかかること」があるに違いないと思う。

　せっかくの日本なので和食文化を堪能している。モスバーガーとまるごとバナナの組み合わせは圧倒的完成度で日本食文化の極致といえるだろう。

　さて、うちの息子は自動車に大して関心がないらしく、「若者の車離れ」の典型例かと思っていたのだが、最近「免許取りに行こうかな」「Kei捨てるんだったら使いたい」などと言うようになった。Keiは１３年落ちで走行距離も１４万キロを超えており、そろそろ廃車にしてもいいころである。もっとも調子がいいのでもったいないことはもったいない。今年末の車検までにもう２年使うか廃車にするか結論を出そうと思っている。自分の息子が車を運転する歳になったというのは感慨深いもので、できればＭＴのKeiで運転の基礎を学んでほしいと思う。しかし、ＭＴ免許は教習料金が割高になる。もともとあまり車に興味がないようなので、ＭＴの教習なんてめんどうなだけだろうし。

　そのKeiは、乗るたびに「いい車だな」と思う。ＭＴで軽量、ターボエンジンを積んだKeiは運転する楽しみがいっぱいである。たとえばアルトＲＳにＭＴ積んだらすごく「いい車」になりそうに思うのだが、どうだろう。ハスラーでもいいんだけど。