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素浪人☆のブログ一覧

2019年11月21日 イイね!

自分でも気付かぬうちに

自分でも気付かぬうちに 私はガレージが欲しかった。日本でガレージというと、屋根と壁とシャッターのついた「車庫」を想像する人が多いと思う。それは正解ではあるのだが、私のイメージとはちょっと違う。私が欲しいのは、アメリカの民家によくあるような、車を止める以外に作業スペースと物置を兼ねているような部屋である。そこでは工具や材料を散らかし放題にして作業を中断しても誰にも文句は言われないし、端材や切粉、配線の切れ端をばらまいても自分で踏んで痛い以外は問題ないし、床に置いた皿からピザを食べても、宙を見据えたまま小一時間放心状態になっていても誰にも干渉されない、自分だけの楽園なのである。そんな部屋で自動車のブレーキパッドやジョイントブーツを取り換えたり、ECUのROMを焼いたり、芝刈り機のエンジンを分解するのは至福の時間といえるだろう。しかし、私は結婚以来ガレージを持ったことがなかった。海外に住んでいるときも、住環境の問題でガレージを持つことはなかった。ガレージは見果てぬ夢、男のロマンなのである・・・

・・・なんて思っていたら、今はガレージではないもののほぼ同じ機能のものを持っていることに気がついた。それは、ウィング車のトレーラーである。コードリールで電源さえ引っ張れば作業場所としては十分だ。中に入りきらない大物を扱うときはウイングを開放して作業台として使う。バイクを乗せて整備することもできるし、作業を中断するときもトレーラーの中に工具類を放り込んで閉めるだけである。そして何より便利なのは、ガレージごと移動して別の場所で作業を再開できることである。例えば、仙台で作業を開始したものの、時間切れで中断になった場合、その道具や材料一切合切をそのまま牽引して秋田に移動し、秋田でゆっくり作業することができる。秋田でも終わらなければ、また牽引していって仙台で作業、というように大型案件でもじっくり取り組むことができるようになった。

 強く望めば、カタチはともあれ、実現するもんなんだなと思った。
Posted at 2019/11/21 21:52:38 | コメント(3) | トラックバック(0) | カーライフ | クルマ
2019年11月20日 イイね!

Brake check

Brake check プリメーラ、欲しかったなぁ。日産が一番輝いていた時代だった。二代目マーチを気に入って2台リピッたこともあった。それなのに、今の日産ときたら、欲しい車が全然ない。スカイライン、シルビア、パルサー、ブルーバード、サニー、そしてプリメーラ。みんなどこへ行った~見送られることもなく~♪。あれ、どうしたんだろう。寒いのに、目から汗が・・・。

 昨夜から今朝にかけて、秋田県を暴風が吹き荒れた。寝ていると暴風で建物が揺らぐのがわかるほどだった。朝起きてみると、サンバートラックの幌骨は完全に破壊されていた。屋根が凹んだところに雪まで溜まり、撤去と応急処置に2時間も費やす羽目になった。しかし、これで問題個所はすべて把握し、作りたい形も完全なものになったので、「量産型と言ってみるテスト」の準備に入る。アルミ材の切断のスピードアップと精度向上のため卓上電動丸のこも購入した。今度製作するのは幌ウィング、テールゲート、もしくはその両方を備え、完全な防水性能を持ち、宅配のように頻繁に開閉する使い方にも適応するものになるだろう。ホームセンターで購入できる一般的な材料から作られていることはいつものとおりである。以前のスペアタイヤキャリアと違って軽トラ全般で使えるので、キット化して販売することも検討している。

 さて、スタッドレスタイヤは雨に弱いとよく言われる。サンバーについてどうか、以下のような経験をしたので記事にしておく。

 秋田から仙台に向かう道。いつものように天気は雨である。目前で黄色に変わった信号機に軽く舌打ちしながらサイドミラーを見る。夜更けの13号線は閑散として後続車はない。そこで「ちょっとBrake Checkしてみよう」という気になった。意図的にドーンと強くブレーキを踏みこむ。「ガガガガガ…ウィーン」というABSの作動音を予想して身構えると、なんと、ABSを作動させることなくぎゅうっと食らいつくように停止した。停止距離が短く、制動姿勢も文句なしだ。
これにはいくつかの理由が考えられる。まず、EBDや前後重量バランスの適性化など車の進化だ。次に、舗装技術など路面の進化だ。そして一番大きいのは「モチロンギュ」こと最新のスタッドレスタイヤの性能である。おそらくここ30年くらい代わり映えのしないトラック用タイヤとは大きな違いが出たようだ。最近のスタッドレスは雨にも強い。
Posted at 2019/11/20 23:12:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑感 | クルマ
2019年11月17日 イイね!

TBs are go !

TBs are go ! 今日は多数のTB機が出場するレアな1日だった。事態は暴風下の国道4号線で救難活動をしていたTB2号が旋風(銀杏の落葉の集まった竜巻のようなもの)に巻き込まれ、機体の一部を損傷したことに始まる。午後も救難要請が入っているので、一旦本部に戻って緊急修理する。また、その間にTB4号をメンテナンスのためドック入りさせる必要もある。

以下はBGM付きで




まず、格納庫のTBトレーラ1号にTB4号を搭載し、TB1号に連結。ドックまで搬送し置いてくる。よいスロープを買ったので、スピーディーかつ確実に積み下ろしできる。

本部に戻って、TB2号の機体修理にとりかかる。




接続金具が粉砕していた。

TB2号の破損金具を交換し、同じケースが起こらないよう補強、設計変更をして、それをすぐにTB1号にも適用する。







そうこうするうち、午後の出場の時間になった。TB4号を回収して、本部に戻ってTB2号を出場させる余裕がない。そこでTBトレーラ1号を切り離してTB2号に連結、トレーラにTB4号を搭載したままで4号線の活動を続けることにした。

夜、本部に戻ってすぐにTB1号に乗り換え秋田に移動した。Mission Completed.



Posted at 2019/11/19 11:08:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年11月16日 イイね!

魔境・塩竈

魔境・塩竈 最近仕事で塩竈を走ることが多い。そして、塩竈は宅配泣かせの魔境である。

 なぜかというと、まず、道が異常に狭い。しかも、区画整理がなされていないらしく、1本の道の幅員が極端に小さくなったり大きくなったりする。交差点もきれいな十字になっているのは少なくて、少し歪になっていたり、細い道を入れると六差路だったり、交差点を過ぎるとヘアピンカーブになっていたりする。ただでさえ狭い道の両脇に電柱が並んでいて「ほかにもっと方法はなかったのか?」と思うような道もある。それはたぶん昔はあぜ道や獣道だったところに家が立ち並んで、いつの間にか住宅地になったのだろう。計画性や自動車の動線への配慮がまったく感じられないのである。

 また、この地域の地形は高低差が激しく、目の前に目的の家は見えるのだけれど、そこに至る道がない、なんてことはザラだ。グーグル先生は大混乱に陥り、「コンクリの壁を通り抜けろ」とか「階段を200メートル行った先を左!」などと騒ぐ。目的の家に入る方法を知るのにグーグルマップは全く役に立たず、ゼンリンの住宅地図を拡大しながら探さなくてはならない。そうして見つけた道は、急こう配で軽自動車の幅がギリギリな袋小路だったりする。転回できないのでバックで登ろうとするのだが、当然ながら2WDではタイヤが空転するだけでまったく登らない。4WDのLoレンジで登り、車寄せから玄関までさらに延々と階段が続いているのを見たときの疲労感ときたら、そしてそこが不在だったときの絶望感ときたら、半端ないのである。

 おまけに、道が悪い。高低差が大きく狭いので、大きな重機で均すことができなかった事情はわかるが、ロデオのように車が揺れる。写真は、地図では道であるはずのところがただの土手であり、そこを強行突破したときにぶつけた傷である。側溝に脱輪するなどしなければ、通常はぶつからない部分である。軽トラを使ったトライアル競技のようなもの、と言うのがふさわしい。他の地域ではみかけるクロネコの2トン車など当然入ってこれない。軽トラだけが踏破できる苛酷な環境なのだ。

 ホンダが軽トラックのアクティの生産を打ち切り、今後はNシリーズ1本でいくらしいが、ユーザーの使用環境をまったくわかっていない、あるいはわかったうえでユーザーを切り捨てる愚挙であると、私は考える。
Posted at 2019/11/16 23:11:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | 雑感 | クルマ
2019年11月16日 イイね!

何度も完成

何度も完成金曜日に虹の写真をアップした。虹が出るということは雨が降っているということでもある。金曜日夕方の秋田から仙台までの道中は全面的に雨だった。そうするとやっぱり雨が荷台を濡らすのである。完成と言うには程遠い有様である。どうも、シートの端の押さえにゴムを着けているのがダメらしい。




男なら、縛れ。

ということのようだ。そもそも男子たるものロープと馬を扱えてこそ一人前である。

今回使うのはトラック運転手が常用するロープがけの技で、基本中の基本である。とはいえ、この30年でアップデートとかあるかもしれないし、念の為確認してみる。「ロープ 結び方」で検索♪ •••どれどれ、これを裏から回してこっちに通して•••イラスト付きだとわかりやすいな•••

できた!



この結び方は体重を使ってテンションをかけられるので荷物の固定に最適だ。時々やりすぎて段ボール箱にロープが食い込んでしまうほど、締める力が強い。

ロープがけをサンバートラック2台に行ったので、今度こそ完全な耐候性をもたせられたはず。


Posted at 2019/11/16 13:24:46 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「9月の走行距離 http://cvw.jp/b/122990/48687595/
何シテル?   10/01 02:01
日本、米国、そしてベトナムで運転してきました。国が変わっても運転好きは変わりません。 ふとした思いつきからトラックボディ制作、始めました。

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