
営業ナンバーの軽トレーラーは非常にレアなのだが、けっこうなニーズがありそうだ。なぜなら、まず、日本の道は狭くて軽自動車しか入れないような路地や山道がまだたくさん残っている。軽トレーラーは軽トラが入れるところにはどこでも乗り入れることが可能だ。そのうえで、軽貨物車は小さすぎるのだ。荷台の長さが1.7~1.9メートルしかないし、バンなら高さも1メートルちょいで、ろくに積めない。トラックでも、平ボデーならともかく幌付きだと高さがわからない。軽運送を頼むとき、大きな荷物だと載るかどうかわからないのだ。余裕をもって小型貨物車(4ナンバー)にしようと思っても、高さが低いのは変わらず、ハイエースクラスでなければ長さもそんなに増えない。2トンロングを使わないと、荷室容量を大きく拡大することができない。しかし、最初に述べたとおり、2トンロングでは入れない道が多すぎる。
こんなとき、軽トレーラーなら2.4メートルの長さがあるし、連結部分にまではみ出せば3メートル程度の長尺ものも積載可能だ(この前実際に運んだ)。容量的にも軽トラック+ハイエース級で、平ボデーのトラック+トレーラーの組み合わせにすれば1.8メートルまで高さを稼げる。これまで軽トラ2,3台を使って行っていた運送が1回でできる。これは大変便利なのである。
忙しくなりそうな気配である。
Posted at 2020/05/09 00:53:34 | |
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トレーラー | クルマ