
ハイゼットを運転していたら、目の前にツーッと蜘蛛がぶら下がった。この蜘蛛が、何というか、とても綺麗な色をしている。アクリルか何かのように透明感があり、新緑のような黄緑色が光る。季節に合わせた保護色なのだろうけど、どこか人工的な感じがする。
綺麗といえば、こんな車を見かけた。

マツダペルソナ。この頃は全高の低いハードトップの4ドア車が人気で、ペルソナの他にもカリーナED、コロナEXIV、プレセア、インスパイアが良く売れていた。その中でも、ペルソナはデザインに掛ける熱量というか、コストが格段に高いように感じるのだ。例えば、他社のセンターピラーレスの車は前席のシートベルトのアンカーが天井からぶら下がっているのだが、ペルソナでは後席ドアからシートベルトを引き出すようにしてそのアンカーを廃している。そのおかげで、まるで飛行機のキャノピーみたいにすっきりとした窓周りになっている。また、Cピラー、ドアのプレスラインからトランクにかけての形状の処理や、後輪のホイールアーチの切り方なんかを見ていると、モーターショーで見るコンセプトカーのような未来的な感じを受けるのだ。
それにしても、この個体のコンディションの良さはどうしたことだろう。ボンネットに積もった黄砂を見ると、大事にガレージに仕舞いっ放しにしているわけではなさそうだ。フルレストアでもしたのだろうか。当時ものと思われるホイールも綺麗で、只者ではないオーラを放っている。
最後に、パンクした。

とっととスペアタイヤに交換して事なきを得たが、四輪でパンクするのは30年ぶりぐらいじゃなかろうか…。
Posted at 2024/05/08 00:22:32 | |
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雑感 | クルマ