![強風時のボディカバー使用方法 強風時のボディカバー使用方法](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/039/326/232/39326232/p1m.jpg?ct=832b47c52fa5)
ブログを発信しておりますここ仲林工業は、大阪南部「南河内」と称される富田林市にありますが、この頃たまに雪がちらついたり、雹のようなものが舞ったりと寒い日々がつづいています。
地域によってはかなりの積雪も見られ、大変さがうかがえますが、皆さまの地域はいかがでしょうか。
この時期は特に風も強くなり、突風のように舞い上がったりすることもあります。寒いうえに打ち付けるような風、注意したいですね。
なかには、ボディカバーの使用を迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、この時期に対応したボディカバーの使用方法をご紹介させていただきます。
基本的に、台風や嵐などはもちろん、強風のときはカバーの使用はご遠慮いただいております。詳しくは、「
ボディカバー使用上の注意」をご参照ください。
留め具が風に耐え切れなかったり緩んだりした場合、カバーがめくれあがる等してバタつきを生じさせ、ボディへの擦れ、衝突を招いて傷の原因となってしまうためです。
追記:また環境によってその風に砂埃が混ざっている場合、カバーの内側が砂埃まみれになることもあるようです(この症状はお客さまよりお聞き致しました。詳しくはこの記事のコメント欄をご参照ください)。
しかし、そのカバーによるデメリットよりも、強風によって飛んでくる木の枝や障害物等から守るために、あえて強風時に装着される方はおられます。
強風時のカバーの使用はあくまで自己責任のもと、充分なご注意、ご配慮のうえお願い致します。
強風時にもボディカバーを使用されます際にオススメなのが、「
腹下通しの2.8メートル留め具×すそ紐絞り加工」の留め具になります。
今回は強風時のこの留め具の使い方をご案内致します。
上の写真は、通常の留め方(力の加減)で留め具を留めています。
ボディからめくれ上がっていないものの、サイド(ドア部分)が風をはらんで、おおきく膨らんでしまっています。
風が吹いて、バッサバッサしています!
先述の通り、外部からの障害物の衝突には備えられそうですが、カバー生地との摩擦が気になりますね。
それに、上の写真で赤い矢印で示しましたサイド部分。
写真ではわかりにくいですが、カバーのすそが持ち上がり、「
腹下通しの2.8メートル留め具」のベルトが直接お車のサイドスポイラーに当たってしまっています。これも良くない。
ここで、ポイントです。
「
すそ紐絞り加工」の紐を強く絞りきるのはもちろんですが、絞ってストッパーでロックした後、ストッパーが後退しないよう、簡単に解ける「だんご結び」をストッパーのすぐ下に作っておきます。
カバーがバサバサとばたついていると、その振動にストッパーが徐々に緩んでいってしまう可能性があるので、それを防止するためです。
そのうえで、「
腹下通しの2.8メートル留め具」を、左右片側ずつから完全に絞りあげます。
「
腹下通しの2.8メートル留め具」のプラスチックのバックルは、リュックサックやポシェットによく付属している部品と同じですので、コツさえつかめば簡単に絞ることができます。
カバーのすそがしっかりと固定され、サイドが強く抑えこまれているのがわかりますでしょうか。
これでも多少の風はカバー内に吹き込んでしまいますが、状態としてはベストです。
強風の時でもカバーされたい場合は、どうぞご参考ください!
2月17日 18時頃:追記
『お友達』のみんカラユーザーさまよりメッセージを頂戴致しましたので、こちらでもご紹介させていただきます。
ドアミラー袋の場合、ミラーを格納した後、車とドアミラーの間に余ったミラー袋をきれいに折り畳むだけでもバタつきが抑えられ、「
腹下通しの2.8メートル留め具」を使わずに「
すそ紐絞り加工」をしっかり絞って留めるだけで強風時を乗り越えることができた、ということでした。
お車の形状によっては、中に入った風に押され、ミラー袋もバサッと浮き上がり、すべてのユーザーさまに有効な手段ではないかもしれませんが、確かに、ドアミラー袋部分が固定される形となれば、「
腹下通しの2.8メートル留め具」がなくても、バタつき防止には効果があると思われます。
もちろん、「
腹下通しの2.8メートル留め具」を併用されることに越したことはありませんが、ひとつの方法としてご参考いただけましたらと思います。
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現場からの作業レポート | 日記
Posted at
2017/02/16 17:50:13