
昨日から本日にかけて、トヨタ スープラにご来社いただきました! お持込くださいましたお客さま、誠にありがとうございます。
1993年~2002年にかけて発売されてました、
日本国内では(2代目)になりますトヨタ スープラ、A80型です。
A80型スープラは発売当初から採寸、型出しを行い、専用タイプとして販売をつづけてきました。
これまで問題もなく、リピート注文も頂戴していたのですが、現在の技術で改めて採寸ができればと望んでおりました(機会をくださいましたお客さま、誠にありがとうございます)。
ちなみに仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
従来の型には触れず、採寸から開始です。
第1回サンプルカバーでほぼ決まってくれました。リアウィング部分のゆとりを削った第2回サンプルカバーで完成です。
装着シルエットを掲載します。
うしろマチ「なし」の型になっています。
マチとは?
横生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
またリアウィングのこの部分。
サイドの縫い目ラインを凹ませることで、ルーフ後方とリアウィングの間に 雨水等がこぼれて溜まりにくいよう設計しています。
<オーダー時のアドバイス>
今回お持込みいただきましたA80型スープラ、大型リアウィングが装備されています。
ウィングのサイズ的にノーマル形状を割り出すことができませんでした。そのため、今回の採寸した型は、正確には「リアウィング付きのA80型スープラ」専用になります。
ノーマルのA80型スープラの改良は、改めて後日となりそうです。
お客さま、この度は遠方より実車をお持込くださり誠にありがとうございました。
TT-9000(裏起毛)生地による第1号ボディカバーの仕様につきましてご相談させていただきますので、どうぞ引き続きよろしくお願い致します!
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
Posted at 2017/03/31 14:19:36 | |
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