
昨日から本日にかけて、日産 エルグランド ライダーにご来社いただきました。お持込みくださいましたお客さま、誠にありがとうございます!
2010年から発売されております
日産 エルグランドは(3代目)E52型、そのライダーになります。
仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
以前にエルグランド(E52)ハイウェイスターの採寸、型出しを行っており(その時の製作日誌は
コチラ)、当時作成しましたサンプルカバーを試着してみたのですが、ボリュームのちがいによりリア部分まで被らない結果となりました。
フロント部分の形状を流用しまして、改めて採寸、サンプルカバーを作成。
その第1回サンプルカバーでほぼ完成致しました。
装着シルエットを掲載します。
うしろマチ「なし」の型になっています。
マチとは?
横生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
<オーター時のアドバイス>
今回ご来社いただきましたエルグランド(E52)ライダーには、オーテックの大型ルーフスポイラーと、ディーラーオプションの専用フロントプロテクターが装着されています。
この2点が付いていないライダーももちろんあり、それに合わせてフロントアンダー部分、ルーフスポイラー部分を削ることも可能なのですが、今回はカバー的にかなり大型サイズとなっており、正直に申しまして、着脱自体が困難なものになっています。
着脱を考慮すれば、使用・効果に影響がないレベルであればカバーは大き目に越したことはありません。
それら事情と、オーテックの大型ルーフスポイラーとディーラーオプションの専用フロントプロテクター、このボリューム分とを鑑みまして、まったくノーマルのライダーであっても、今回、採寸しました型のままの方が良いと判断しています。
お客さま、この度は実車をお持込みいただきまして、お手数をお掛け致しました。
大判布巾<アブゾーブ>もご購入いただきまして、誠にありがとうございます!
第1号ボディカバーの方、仕上げさせていただきますので、どうぞ、引き続きよろしくお願い致します。
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
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新作完成シルエット | 日記
Posted at
2017/05/26 14:45:38