
昨日から本日にかけて三菱 パジェロにご来社いただきました! お持込くださいましたお客さま、何度もご足労くださり、ありがとうございました。
1991年~1999年にかけて発売されました三菱は(2代目)パジェロ、その中でも
メタルトップワイドZR-II(ショート)になります。
三菱の(2代目)パジェロは、発売当初から専用タイプとして販売をつづけてきたのですが、ロング、ショートともにいまなおカバーのオーダーをいただく車種のため、現在の採寸技術での型の改良を望んでいました(機会をくださいましたお客さま、誠にありがとうございます)。
仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
従来の型には触れず、採寸から開始です。
第1回サンプルカバーで全体的にフィット。フロント部分とリア部分のゆとりを削った第2回サンプルカバーで完成です。
装着シルエットを掲載します。
うしろマチ「なし」の型になっています。
マチとは?
横生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
補助ミラーには補助ミラー袋を装備。
<オーダー時のアドバイス>
今回お持込いただきましたのはショートで、部分ガードやルーフレール、サンルーフカバーが装備されています。ルーフスポイラーは付いていません。
こちら、部分ガードやルーフレール、サンルーフカバー分のボリュームを削ったものをまったくのノーマルサイズの型にしています。
全面ガードやルーフスポイラーが装備されている場合は、それぞれの箇所をその分、サイズアップしてお作りさせていただきます。
さらに、Bピラー-Cピラーまでの距離の差分を延長したものをロングの型と致します。
今回の採寸により、ショートとロング、双方、改良となったことになります。
また(2代目)パジェロ、自動格納のドアミラーが畳まれるととても薄く、ボディに張りつくように収まります。
仲林工業カバーは、カバー装着時に何かの弾みでミラーを立たせてしまってもミラーに負荷がかからないよう、ミラーが立ったサイズが収まるミラー袋を常設しています。
ミラーが畳まれた状態でカバーを装着した時は、ミラー袋のだぶつきが気になるかもしれませんが、万が一のミラーへの負担を考慮すれば、ミラー袋はあることに越したことはありません(ミラー袋のだぶつきはあくまで見た目だけの問題で、悪影響が発生することはありません)。
どうしてもミラー袋のだぶつきが気になる場合は、このパジェロに限り、ミラー袋「なし」にしてしまっても、シルエット的にはシンプルできれいかと思われます。
お客さま、この度は型の改良にご協力いただきまして誠にありがとうございました。
TT-9000(裏起毛)生地による完成品の方、仕上げさせていただきますので、どうぞ引き続きよろしくお願い致します!
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
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改良報告 | 日記
Posted at
2017/08/01 17:55:51