
今週はマツダ コスモスポーツにご来社いただきました! お持込みくださいましたお客さま、誠にありがとうございます。
1967年から1972年にかけて発売されました
(初代)コスモスポーツ、後期型になります。
仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
しかしその対象外のお車に関しましても、仲林工業に型がない場合、採寸代は発生してしまいますが、実車をお持込いただけましたら型出しを行い、お作りさせていただきます(詳しくは
コチラ)。
第1回サンプルで全体的にフィット。
フロントとリアを詰めた第2回サンプルで完成です。
装着シルエットを掲載します。
うしろマチ「あり」の型になりました。
マチとは?
車の横面に対する生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
うしろマチは「なし」となる車種が多いのですが、今回は、フィット感の崩れによりマチ必須となりました。
<オーダー時のアドバイス>
お持込みいただいたのは後期型ですが、前期型にも適合okとなります。
ただ、後期型は前期型と比してホイールベースがリアへおよそ10cm延長となります。リアのホイールアーチが、前期型よりも後期型の方が10cm後方になるかたちです。
こちらも考慮し、留め具の位置等、問題がないよう設計しています。
また、サンプルは型出しのため留め具を付けない(ゴムのみ)仕様になっています。
ゴムのため、収縮により特にリア下部が持ち上げられ、自然に置いていると下記写真のような状態になります(上記、最初に掲載した写真は、持ち上がるこのリア下部を重しにより下ろしています)。
留め具が「
すそ紐絞り加工」の場合は、絞り加減を調節できるため、持ち上がりを防ぐことが可能です。
また「
腹下通しの2.8メートル留め具」でサイドを抑えることも有効ですので、少しでも風の吹きつける環境下であれば「
腹下通しの2.8メートル留め具×すそ紐絞り加工」がオススメです。
お客さま、この度はご足労くださり誠にありがとうございました!
TT-9000(裏起毛)生地による第1号ボディカバー発送の際には、改めてご連絡させていただきますので、どうぞ引き続きよろしくお願い致します。
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
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新作完成シルエット | 日記
Posted at
2022/06/10 15:04:42