
本日はロータス エキシージにご来社いただきました! お持込くださいましたお客さま、誠にありがとうございます。
2013年7月から発売されていますロータス エキシージ、グレード:
Sになります。
仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
採寸から開始。
第1回サンプルで全体的にフォローできたのですが、独特な形状ゆえ、詰めていく作業が難航しました。
詰めようと思えば詰められるのですが、タイツのように伸縮性のない仲林工業の生地の場合、着脱を考慮した「ある程度のゆとり」も必要になります。
ポイントは前後のオーバーフェンダーに比べ、サイドが窪んだ形状になっていること。
今回のエキシージ Sは、今年一番の難易度となりました。
第3回サンプルで完成です。
こころもちカバーのすそが短めになりましたので、
全体的に丈を 3cm延長
上記1点、修正して型にしています。実際の製品はこの写真よりももう少ししっかりと被るものになっておりますので、ご留意くださいませ。
うしろマチ「なし」の型になっています。
マチとは?
横生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
また、リアウィングのこの部分。
サイドの縫い目ラインを凹ませることで雨水や埃等がこぼれ、ルーフ後方とリアウィングの間に溜まりにくいよう設計しています。
<オーダー時のアドバイス>
お持込みいただいたのはグレード:Sにより、リアウィングが標準装備されています。
ロードスター等、リアウィングのないエキシージは適合外となります。
またオーバーフェンダーによりカバーが盛り上がり、サイドに空間が出来がちです。
バタつきが予想されるため、屋外保管の場合の留め具は「
すそ紐絞り加工」に加えて「
腹下通しの2.8メートル留め具」も装備された「
腹下通しの2.8メートル留め具×すそ紐絞り加工」がオススメです。
お客さま、この度は実車をお持込くださり誠にありがとうございました。
TT-9000(裏起毛)生地による第1号ボディカバー、発送時に改めてご連絡させていただきますので、どうぞ引き続きよろしくお願い致します!
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
ブログ一覧 |
新作完成シルエット | 日記
Posted at
2014/12/08 19:04:22