
昨日はメルセデス・ベンツ Gクラス カブリオレにご来社いただきましたので、その時のようすをレポート致します! お持込くださいましたお客さま、誠にありがとうございます。
Gクラスの中でも希少なメルセデス・ベンツ Gクラス
カブリオレ、全長4140mmのタイプです。
仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
採寸から開始し、第1回サンプルカバーでほぼ決まってくれました。
フロントとリア部分のゆとりを削った第2回サンプルカバーで完成です。
装着シルエットを掲載します。
前後ともにマチ「なし」の型になっています。
マチとは?
横生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
また今回、これまでになかった仕様を付加しています。
気づかれた方もおられるかもしれないのですが、赤丸で囲ったこの部分。
黒の強めなマジックテープになっていて、背面スペアタイヤ横のだぶつきを留める役割を果たしています。
Gクラス カブリオレは背面スペアタイヤが右側に偏っています。
仲林工業ボディカバーは、原則的に左右対称の形状です。今回のように背面スペアタイヤが偏っていますと、タイヤが収まるボリューム分が対照的に反対側にも現れます。
今回で言いますと、背面から見て左側がどうしてもだぶついてしまうのです。
偏りが少しであれば問題ないのですが、今回の背面スペアタイヤの寄りは大きいです。
一時は左右非対称の形状にしてだぶつきをなくそうかとも考えたのですが、そうすると、今度は余裕のなさと左右非対称の形状により着脱のやり難さが発生してしまう可能性がありました。
セダンやクーペなら車高が低いため、形状変化があっても着脱にそれほどの影響はないのですが、Gクラスはそれだけでも車高が高く、ある程度のゆとりをあえて作っても着脱がひと苦労です。
掛け外しの際はゆとりがあってスムーズで、それでいて掛け終えてしまえばゆとりがなくなる、というのが理想であったため、今回の仕様を採用致しました。
マジックテープを外すと、かなり生地のたるみが見受けられますが、これにより掛け外しがスムーズになります。
装着後は、このようにマジックテープを活用して、しっかりと留め、だぶつきを減らしてください。
掛け終えた後、はためきが減れば減るほど、カバーの効果は増します。
お客さま、この度は実車をお持込くださり誠にありがとうございました! TT-9000(裏起毛)生地による第1号ボディカバーが仕上がりましたら、改めてご連絡させていただきます。
どうぞ引き続きよろしくお願い致します。
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
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新作完成シルエット | 日記
Posted at
2016/07/12 19:18:13