
本日はポルシェ 911(997)911ターボ カブリオレにご来社いただきました! お持込くださいましたお客さま、誠にありがとうございます。
2004-2011年にかけて発売されましたポルシェ 911は6代目モデル
(997)のターボ カブリオレになります。
(997)ターボは、採寸、型出しを行った911(997)から、標準のリアウィング分をサイズアップした型で販売をつづけてまいりました。
適合に関しては問題なくリピート注文も頂戴していたのですが、いまなおカバーの注文を多くいただく車種として、(997)ターボから、現在の技術で改めて採寸ができればと望んでいました。ポルシェは独特な形状ゆえ、改良によるフィット感の向上はおおきいと思われます(改良の機会をくださいましたお客さま、誠にありがとうございます)。
また仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
従来の型には触れず、採寸から開始です。
採寸しているうちに、先日型の改良に採寸した(996)ターボと近しいことを確認し、(996)ターボの型をベースに作成。
第1回サンプルカバーで決まってくれました。
装着シルエットを掲載します。
うしろマチ「なし」の型になっています。
マチとは?
横生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
<オーダー時のアドバイス>
お持込いただきましたのはターボ カブリオレですが、今回の型でカブリオレではないハードトップの911(997)ターボにも適合okとなります。
お客さま、この度はご足労くださり、誠にありがとうございました。
TT-9000(裏起毛)生地による第1号ボディカバー発送の際には改めてご連絡させていただきますので、どうぞ引き続きよろしくお願い致します!
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
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改良報告 | 日記
Posted at
2016/10/26 18:11:13