
今週はトヨタ MR2(2代目)にご来社いただきました! お持込みくださいましたお客さま、誠にありがとうございます。
1984-1999年にかけて発売されたトヨタ MR2(2代目)SW20型、その
ノーマルになります。
仲林工業では、フルモデルチェンジした国産の新型車(トラック・バス・バイク・福祉車両等以外)や、
メルセデス・ベンツ / AMG / BMW / BMWアルピナ / アウディ / フォルクスワーゲン / ポルシェ / ジャガー / MINI / ローバー / フェラーリ / アルファロメオ / ルノー / プジョー / ボルボ / シボレー / フォード / クライスラー
上記海外メーカーのフルモデルチェンジした新型車を常に求めております。
まだ仲林工業に型が無い場合、採寸にご協力いただけましたら、第1号ボディカバーを無料でプレゼントさせていただくキャンペーンを実施中です(詳しくは
コチラ)。
トヨタ MR2(2代目)は発売当初に採寸を行い、専用タイプとして販売をつづけてきました。
しかし当時の採寸技術によるフィット感の甘さが気になっていて、現在の採寸技術で改良ができればと望んでおりました(機会をくださったお客さま、誠にありがとうございます)。
以前に最終型のMR2を採寸していて(製作日誌は
コチラ)、Cピラーまではその型を参考に。
第1回サンプルカバーで全体的にフィット。
リアのゆとりを削った第2回サンプルカバーで完成です。
装着シルエットを掲載します。
うしろマチ「あり」の型になりました。
マチとは?
車の横面に対する生地と天井を走る生地の間、コーナー四隅に入っている細長い三角の生地のことです(車種形状により、四隅に入っていないものもありますが、だいたい、四隅にこのマチがあります)。
もっとわかりやすく知りたい方は、
コチラの記事をご覧ください。
ページ後半から、灰色の生地にて縫いつけてある部分(パーツ)のことを「マチ」と呼びます。
出来るなら、このマチは無い方がボディカバーとしては良いです。
ミシンの縫い目が減ることで、その分、老朽化が遅れるからです(縫い目があると、糸が解けたり、切れたりして、どうしても老朽化の原因になってしまいます)。
また、雨水などの浸透も少なくなります。
ただ、お車の形状により、マチを無くすことでフィッティングが崩れる場合もあります。
フィッティングが劣ってしまってもいけないので、その場合はどちらがベストかよく検討したうえ、マチを入れたりしています。
うしろマチは「なし」となる車種が多いのですが、今回は、フィット感の崩れによりマチ必須となりました。
サンプルの特に3枚目の左後方から撮影したショット。
サンプルカバーが若干手前に偏って装着されてしまっていて、カバーの丈が深めに見受けられます。
丈を約 1cm短く
実際は上記のようにほんの気持ち短めになっているものと思われます。タイヤ圧やスプリングによっては上下するかもしれませんが、ご留意いただきたく記載致します。
<オーダー時のアドバイス>
リアスポイラーのない(2代目)MR2は、グレード:Gで、メーカーオプションとしてのリアスポイラーを装備しなかった場合に限られます。
ただ、例えばリアスポイラーの標準装備となるGTやGリミテッドでも、ウィングレス化されていましたら、今回のノーマルの型が適用となります。
実際にお持込みくださった今回のお車もウィングレス化されたGTです。
お客さま、この度はお忙しいなかご足労くださり、誠にありがとうございました! TT-9000(裏起毛)生地による第1号ボディカバー発送の際には、改めてご連絡させていただきます。
どうぞ、引き続きよろしくお願い致します。
ご注文はサイトからお受けしております。
ボディカバー・車体カバーの老舗 仲林工業
https://www.nh-cover.jp/
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改良報告 | 日記
Posted at
2021/07/16 18:23:13