街角の名車たち353　ウクライナを攻撃するロシアのシーラカンス的SUV / LADA Niva LWB

　ある日の昼下がり。

　世田谷近くの住宅街で懐かしい車を見掛けました。






　メタルバンパーに丸目のライト、眉毛のようなターンシグナル。





　1977年にソビエト連邦の自動車アフトヴァースから発売されたSUV。

　アフトヴァースは1966年にFIATの協力により設立された自動車公社。

　LADA、VAZ、Zhiguliブランドの自動車を製造していました。

　基本的にLADAの自動車、乗用車は1960年代のFIAT 124をベースにしています。

　発売当初の1970年代には先進的な前輪独立懸架とモノコックボディーのSUV。

　そして46年経った車、LADA NIVA。





　46年前の車を新車で乗れる。

　昔のクラッシックミニ、現在のケーターハムスーパーセブンと同じでしょうか（＾＾）

　横幅は1680mmで5ナンバーサイズ。都会や日本の山道では使いやすいサイズですね。





　ロングホイールベースの5ドア車ですね。





　2012年、ルノー・日産はアフトヴァースの経営権を取得しました。

　2022年、ロシアのウクライナ侵攻が長引いたため、ルノー・日産はロシア国営企業に株を売却。ただし6年以内に買い戻すことが可能なオプションを付けているようです。

　プーチンの愛車であるLADA Niva。

　今話題のロシアのクラッシックSUVを日本で乗ってみるのも一興かもしれません（＾＾）