オレゴン、アイダホでの顧客訪問と会食、仕事を終えて、アメリカ南部に向かいます。
5月ですが、すでに暑く、アメリカ内陸部は積乱雲が発達しています。
Boise空港から上昇する際にも、こんな入道雲が見えます。
雲の中を1時間ほど飛行して、下を見ると有名な渓谷地帯に。
ユタ州とアリゾナ州の間にあるグランドキャニオン。
土と岩の荒野が長い年月、川に侵食されてできた深くて広い谷。
上空から見ると、全体の構造や構図がよく分かります。
が、迫力があまり伝わりません(^^)
上空1万メートルから眺めるとこんな感じになります。
高高度の上空から見ると、そして写真を撮ると平坦(平板)に見えるのと、近くに大きさを比較できる人口物がないので、実際の大きさや雄大さが今一つ実感できないですね(^^)
最深部の深さは1,829m、長さは450㎞。
富士山の標高差が1,500m、東京ー大阪間の直線距離が400㎞です。
こう考えるとその雄大さが少しは感じられるかもしれません(^^)
アメリカの荒野を1,800mの深さまで川が侵食したグランドキャニオン。
川が現在の地形を形成するまでに500-600万年掛かっているそうです。
グランドキャニオン国立公園の入場券は一週間有効だそうですから、できるだけ近くに宿を取って、実際に周辺や周囲を歩いてみた方が実感するかもしれません。
興味本位に日本からの団体観光ツアーの内容を調べてみたら、グランドキャニオンは滞在数時間(2時間程度)、近くにある最近パワースポットとして有名なセドナは、「バスの車窓から見学」になっていました(><)
日本からわざわざこんな地の果てまで来て、1,2時間しか滞在しないとか、バスの窓からのみ見学、とか、、
もう少し余裕のある団体旅行はないのでしょうか?
そんなことをぼんやりと考えているうちに、上空を通り過ぎてしまいました。
今回、偶然、グランドキャニオン上空を飛んで、グランドキャニオンが眺められる側の窓際の席になりました。
完全引退も見えてきて、それほどアリゾナに通うことも少なくなるだろうご隠居の身としては、今回初めてグランドキャニオンを上空からじっくり見れたのはラッキーでした(^^)
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旅のスナップ | 日記
Posted at
2023/07/13 04:58:10