
今スプラッシュとトゥインゴは共に「コンチネンタル プレミアムコンタクト2」というタイヤを履いている。タイヤをいろいろ吟味したいのに2台とも同じというのはネタ的にはよろしくない。もっとも、タイヤ自体の性能はなかなか優れている。
どちらも1トン少々のボディに185の15インチなので、タイヤ幅が大きく絶対的なグリップは十分である。それに加えて直進性が高く中心付近からステアリングを切り込んでいったときの応答も素直で、操作に応じてリニアに旋回していく。どんどん舵角を増しても腰砕けにならず微妙に切ったり戻したりという操作にもきちんと反応する。タイヤの「クセ」を意識させず自然な操作感をもたらすことで、実に気持ちいい操縦性を実現している。
それに加えて、梅雨に入ってからこのタイヤが耐ハイドロプレーニング性に非常に優れていることもわかった。東北道や磐越道は路面に深い轍ができており、夕立などの強雨が降ると轍にかなり水が溜まる。その中に突っ込んでしまっても強烈な抵抗のせいで速度が落ちるだけでタイヤが浮き上がる様子はまったく見られなかった。高速でのハイドロプレーニングは重大事故の原因になるので、私はタイヤの耐ハイドロプレーニング性能をとても重視している。「コンチネンタル プレミアムコンタクト2」はそんな要求にかなった頼れるいいタイヤである。磨耗も遅いようだし、乗り心地やノイズでも合格点なので、実用車にふさわしい性格だと考える。
運転日報(トゥインゴ)
天候:晴れ
積算走行距離:16953キロ
走行条件:市街地
乗員1~2名
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Posted at
2011/07/02 01:28:27