こんなこともあろうかと

　顔面制動でシールドが傷だらけになり、交換しなければならなくなった。ベトナムでアライのシールドなんて売っているのかわからない。傷が大きく視界を損なっているのでこのまま使う気にはなれない。さて、どうしたものか。

　こんなこともあろうかと、この前帰国したときにスペアのシールドを入手してあったのだ。ヘルメット購入時に私のアストロIQと妻のQUANTUM Jは共通部品のシールドであることを確認してある。もともと付いていたシールドはちょっと形状が違う（私のは平らな板なのに、妻のは立体的に成型されている）のであるが、アドシスIシールドはどちらにも対応する。そこで、新しいシールドを私のヘルメットに、私の使用中のシールドを妻のヘルメットに、玉突き移殖を行った。

　これで明日からの通勤も問題ない。スペアシールド、グローブ、プロテクター付きインナーパンツは次回帰国時に調達する予定である。もしかするとヘルメットももう１個調達してくるかもしれない。バイクに乗るのは本体は安いが装備にお金がかかる。今回の転倒でもプロテクター類やフルフェイスの効果が実感でき、「これからも絶対この格好で乗る」と言っている妻がベトナム水準の軽装でバイクに乗ることはたぶん無いだろう。全身で１０万円程度のバイク装備を定期的に更新していくことになりそうである。