
今回のディエンビエンフー行き、片道500キロを一泊二日でという「いつもの」強行軍だった。うんざりするほど(?)走れて非常に満足なのだが、感じたことは、
「近頃長時間運転の疲労が取れるのが遅くなった」ということだ。
VERSYS-X300では、ポジションが適切だしシートが良いので右手を除いてどこも痛くならなかった。いつもなら確実に「来る」左手首や右足首といったところもOKだ。しかし、重めのスロットルを押さえ続ける右手は握力と感覚がなくなり、箸を持つことも困難になってしまった。
それでも、「一晩寝れば大丈夫」と高を括っていたが、6時間寝て翌朝起きてもまだ右手の握力と感覚がない。それで、朝8時出発の予定が9時になり、なんだかテンションが上がらないまま帰り道を走ることになってしまった。
復路は往路よりまして右手が痛い。クラッチ操作で左手が痛むときは、クラッチ操作をしないときに左手を休ませることができるが、右手はずっとスロットルを回しっぱなしで休む暇がない。とうとう右手を離して左手でスロットルを握るという変な恰好で走ることになってしまった。そうやって右手を離してももはや握力も感覚も復活しない。完全に「故障」の状態になってしまった。
10時半に家に帰り、そこから食事や入浴を済ませて1時半頃寝て、5時起きで会社に行き、月曜から木曜までずっと通勤でバイクを運転して、まだ右手は痛んだままである。箸が持てないということはなくなったが、今でも握力は低下したままだ。けっこう深刻にダメージを受けてしまったようである。
これって「老化」?
・・・まったく否定できない。これまで当たり前だった「1日500キロ、13時間走行で連日」のようなバイクツーリングはちょっと無茶な感じだ。1日500キロペースにすると、日が暮れるまでに目的地に着こうと思うと休憩時間を削減して集中して走らなければならない。それが、身体に痛みがある場合にはとても苦痛に感じる。
そういうことを考慮すると、1日300キロ、8時間走行程度が無理のないペースだ。次回のカオバン、ハザン行では1日の走行距離を250~300キロ程度にしてみた。そうすると4泊5日の日程になる。前回ハザンに行ったときは例によって1日500キロ、1泊2日コースだった。それでも平気だったけど、「ただ走るだけ」になった感は否めない。次回は国道から外れて細い道にも入り、山間の集落を回ってみる予定である。ツーリングのスタイルを、距離を抑える方向に変えていこうと思っている。
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クルマ談義 | クルマ
Posted at
2018/04/19 23:08:24