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素浪人☆のブログ一覧

2015年11月20日 イイね!

(まともな)ヘルメット被ろうよ・・・

 仕事関係のベトナム人がバイクで転んだというので救援に行ってきた。病気、ケガの際には親類が世話をするというのがベトナムの流儀だが、親類が離れたところに住んでいるので駆けつけるまでの間のフォローに向かったのである。

 郊外の幹線道路で何等かの原因でバランスを崩したらしく、対向車線に飛び出して転倒、バイクは30メートル近い滑走痕を残しており、けっこう速度が出ていたようだ。当然、バイクから投げ出されたライダーは路面に叩きつけられ負傷した。路面に残った血痕が痛々しい。

 病院に行ってみると膝、足首、手の甲、指、顎などに大きな擦り傷、肩、胸、両目に真っ黒な青タンという無惨な姿でライダーが応急処置を受けているところだった。特にケガがひどいのが顔面で、こんな典型的な「交通事故外傷」を見るのは久しぶりである。日本ではフルフェイスのヘルメットが普通だし、いくら軽装でも長袖、グローブくらいは着用しているので、こんなになるのは珍しくなっている。私たちのようにプロテクターを装備していれば、ほとんどケガはしなかったケースだろう。

 プロテクターはともかく、このライダーはヘルメットさえ被っていなかった。あの500円で買える落とせば割れるベトナムヘルメットさえ被っていなかったのである。「よく生還できた」というところだ。毎日使うバイクの事故のリスクをあまりに意識しなさすぎと感じる。「Arai」「SHOEI」のようなブランドでなくてもいいから、フルフェイスのヘルメットを被ってほしいと思う。40万円する高級スクーターにはお金を出すのに、数千円のヘルメットを買わない、被らないというその安全意識は傍から見ていてハラハラさせられる。

 ただハラハラしててもしょうがないので、とりあえず身近な人から日本製ヘルメットを布教して、帰国時に購入代行でもすることにしよう。

 
Posted at 2015/11/20 01:10:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 交通安全 | クルマ
2015年05月17日 イイね!

危険予知

危険予知 あなたはハノイ市の交差点で信号待ちをしています。信号が青に変わったので前のバイクに続いて直進しようと思います。このとき、あなたは何に注意しますか。
(解答は記事の最後に)

 妻のバイク練習が進んできて、そろそろ公道デビューを考える時期になった。妻から「ベトナムで初心者ライダーがまず起こしそうな事故ってどんな事故?」と聞かれた。私は交差点で他車と衝突する事故と、逆走バイクとの衝突事故が起こりそうと答えた。それは、日本とベトナムの交通の状況が大きく違うところだからだ。

 これまでも度々書いてきたが、ベトナムには優先交通という概念がない。どんな幹線道路でも、どんなに速く流れていても、お構いなしに横断したりUターンする車が多い。交差点でも右方優先、直進優先など関係ないので我先に突っ込んでくる。とはいえ、「防衛運転」などといって安全確認なんかしようものならいつまでたっても進めない。だから自分も近づいてくる他者の鼻先にバイクを突っ込んでブレーキを踏ませて左折、横断する。自分が先頭で他者を食い止めるのはリスクが大きいので、誰かが先に横断している陰に入って(コバンザメ走法と名づけた)走ることも多い。優先交通という概念がないので、知恵と勘を働かせて乗り切る必要がある。そこが日本と大きく違うところで、そこで慣れない初心者が衝突事故を起こす危険は大きいと思う。

 そのあたりの勘をどうやってつけてもらうか。四輪なら助手席から見ていればだいたいの状況はわかるはずだが、バイクだとそうはいかない。タンデムしていても運転者の陰になる前方の状況はよくわからないからだ。ライダーの視点から交通状況を理解する方法は・・・ここで私たちには強力な武器があることに気づく。そう、ドライブレコーダーである。Goproで常時録画しているから情報量は相当なものである。これを有効活用しない手はない。早速、妻に交差点通過の様子を見てもらい、どのような点に気をつけるかディスカッションした。「百聞は一見にしかず」というとおり、画像で見ればとてもわかりやすい。

(解答編)


 バイクが続いて走っているところに対向のオート三輪が強引に左折してきて衝突しそうになりました。ベトナムでは直進車が途切れるのを待って左折するという習慣がありません。特にオート三輪はいつも低速で走っていて危険な状況でも止まらない傾向があります。まっしぐらに衝突コースを進んでもこちらが止まれば回避できるよう、常に先読みして運転しましょう。また、信号無視が多いので赤信号側の道路から飛び出す車やそれを避けようとする車の急な進路変更に巻き込まれない位置を走行するようにしましょう。
Posted at 2015/05/17 23:22:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 交通安全 | クルマ
2013年12月23日 イイね!

凍結注意

凍結注意 リアのドラレコはいつも放置状態になっているのだが、たまに見てみると安全運転の参考になることが記録されている。最近は追突してもあれやこれやと言い訳して過失を認めない運転者も多いようなので、後ろにもドラレコを付けることをおすすめする。車間距離不保持やブレーキの遅れがしっかり記録されるからである。リアワイパーの払拭範囲に設置しておけば視界もばっちりだ。


 動画は同じ日の早朝と夜の同じ場所のものである。路面が黒光りして、一見濡れているようだが実はこれが凍結で、凍結を用心していなかったドライバーが路外に飛び出してしまった。私の車も0:35あたりでちょっと横滑りしている。凍結を予測していないところで突然滑ったらESC付きでもリカバリーは難しいだろう。最近の車には大抵外気温度計が装備されているから、凍結警告が出ていたら「凍結しているもの」と思って慎重に運転したほうがよいと思う。

 ところで、今日は一月ぶりに308を動かした。これまた久しぶりに「いつもの温泉」に行くためである。夕方7時頃にはドアノブまでガチガチに凍っていて、バキバキと砕いてドアを開けるなど動かせるようになるまで時間がかかった。なぜか不思議なことにドライブポジションまで違和感があり、シートをずいぶん後ろにやる必要があった。しばらく乗らない間に脚が伸びたのだろうか。

 久しぶりに乗ると308のステアリングのダイレクト感が新鮮である。乗り心地は普通の乗用車的なのに、ステアリングにかなりダイレクトにタイヤの状態が伝わってくる。路面が凍結しているときなどは、凍結部分がステアリングの感触を通じて感知できるので安全にもつながる。ただ、ESCの動作はトゥインゴと比べるとけっこうお節介な感じである。オーバーステアに対処すべくカウンターステアを切ると、同時にESCも作動するため切りすぎになる。トゥインゴはドライバーがちゃんとカウンターステアを切っているかぎりESCは作動しなかった。もっとも、ESCのキャンセルスイッチは308にあるがトゥインゴにはない。

 アイスバーンであっても308のどっしりとしたシャシーと感触のいいステアリングで山道を走るのは快感である。トゥインゴのようにヒラリヒラリと曲がれないのは大きさと重さゆえ仕方のないところか。


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Posted at 2013/12/23 02:50:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 交通安全 | クルマ
2013年11月22日 イイね!

自ら蒔いた種?

先の記事で最近各社が売り出し中の「自動ブレーキ」の動作条件

1、渋滞中などの低速走行で
2、運転者が運転への集中を欠き
3、何らのペダル操作をしないまま走行し
4、先行車両に追突しそうになったとき

について、「そんな限定された状況など滅多にない」という趣旨のことを書いた。

 しかし、これは「渋滞の少ない地方のMT車ドライバーの感想」であって、そのようなドライバーは少数派である。実際はこのような条件での追突事故が多発、あるいは事故寸前の「ひやりハット」な事象が頻発しているのではないかと考えるようになった。

1、「ふんわりアクセル」「ゆっくりエコドライブ」などの加速不良運転が増え、渋滞が増加した。
2、クリープ現象の強いAT車では、渋滞中の発進停止をブレーキ操作だけで行え、その単調さ故に運転操作への集中を保つことが難しい。一等地に置かれた液晶画面に映し出される「○Xモニター」や「テレビ放送(改造キット使用)」など注意を逸らす装備も満載。さらに走行中にもエンジン停止するエコカーはエンジン停止と共に自動車を制御しようという意識も停止しがち。
3、MT車なら、低速で発進、停止を繰り返す渋滞走行には頻繁で微妙なペダル操作及びシフト操作が必要なので、何も操作しないまま漫然と走行することはあまり考えられないが、クリープ現象の強いAT車ならペダル操作なしで低速で走行している場面は多い。
4、結局、集中力低下の状態でもペダル操作なしで漫然と走行する車が先行車両に追突する事故が多発

という現実があるため、メーカーが対策に乗り出さざるを得なくなったのでは、ということである。

 つまり、従来のMT車では考えられなかったタイプの事故がメーカーがクリープ現象の強い2ペダルAT車、アイドリングストップやハイブリッドなどのエコカーを「標準化」して大量に売り出したために引き起こされ、これはマズいということで不完全ながら「自動ブレーキ」をつけた、ということにすぎないのではないか。

 だからといって、私はATやハイブリッド、アイドリングストップなどを否定するものではない。ただ、安全で燃費がよく、車両価格も安い3ペダルのMT車を選ぶ自由を奪わないでほしかったと思う。自ら作り出した新しいタイプの事故を防ぐため新たな安全装備を付けさせるというマッチポンプな「陳腐化」につきあわされるのはまっぴらなのだ。



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Posted at 2013/11/22 00:03:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 交通安全 | クルマ
2013年11月12日 イイね!

「自動ブレーキ体験中に事故」についてひとこと・・・

以前「違和感ありまくりのCM」でも書いたが、自動ブレーキやESCについてメーカーとユーザーの認識がかなりズレている部分があるように思われる。それは、自動ブレーキやESCは「ドライバーが重大なミスを犯した場合に被害を軽減するための装備であって、そもそもそのような重大なミスは滅多にあることではない。だから、そのような装備が役立つのは滅多にないことで、役に立ったときはドライバーに重大なミスに対する警告を発するように設計すべき」という原則を理解せず、「車が勝手に走って止まってくれる便利装備」であるかのように誤解していることである。

 自動ブレーキが作動するということは、本来ブレーキをかけるべき場面でブレーキを踏まないという致命的なミスをやらかしているということなのだから、運転席でベルとチャイムが鳴り響き、完全停止するまでブレーキを解除できず、ブレーキを解除するにはグローブボックス内の操作キーを回さなければならない(電車のATSを想像してもらいたい)、自動ブレーキの動作は県警のコンピューターに送られ、3回動作したら講習会の招待状が来る、ということにすれば、自動ブレーキの機能を誤解してそれに頼りきり、新たな事故を招くということは防げるのではないだろうか。むしろ、そうでもしないと「車が勝手に止まらなかった!」ために突っ込む事故が多発しないか心配である。


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Posted at 2013/11/12 07:37:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | 交通安全 | クルマ

プロフィール

「乗り心地の評価 http://cvw.jp/b/122990/48483823/
何シテル?   06/13 19:54
日本、米国、そしてベトナムで運転してきました。国が変わっても運転好きは変わりません。 ふとした思いつきからトラックボディ制作、始めました。

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