
1ボックス車のAピラーにはたいていアシストグリップがついている。これは、乗り降りのときにつかんで身体を安定させるためのものだ。ボンゴにも付いていて、いつもこれをつかんで乗り降りしている。ドアを開けると1段ステップがあって、アシストグリップをつかんでから足をステップにかけて、「よっこいしょ」と登るのが雰囲気である。
私のサンバーにはこのアシストグリップがない。なくても、サンバーの床やシートが低いので、立っている姿勢からそのままシートに腰を下ろせばそれで乗り込めてしまう。でも、私よりも身長が低い人はつかまるところがなく、けっこう乗り降りしにくいようなのだ。
それで、アシストグリップを取り付けた。純正部品だからぴったりフィット。
これで、小柄な女性でも楽に助手席に乗ることができるようになった。
ところで、車の乗り方にも「作法」があるのをご存知だろうか。乗用車に乗り込むとき、腰をかがめて頭から室内に入り、歩くようにしてシートの前まで行き、どっかと座っている人はいないだろうか。これは、とくに女性の場合そうなのだが、傍からみていてなかなかカッコ悪いものである。まずシートの端に腰を下ろし、くるっと回転するように脚をたたみながら車内にひっこめると、非常に優雅に見える。誰かに車のドアを開けてあげるとき、客がこういう動作をするだけで、「あ、VIPだな」と思うほどだ。頭から車内に突入しようとしてルーフの角に思いっきり頭をぶつける人もいるが、こういう人は「普段車のドアを開けてもらうような暮らしをしていない」と映るので注意。
運転日報(サンバー)
天候:曇り
走行距離:35キロ
走行条件:郊外一般道
積載:100㎏未満
Posted at 2007/09/23 19:48:22 | |
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